漢字検定

漢字検定が小学生にオススメな理由を国語教師が徹底解説!

新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

小学生で漢検を受けるのってどうなの?

結論から言いますと、小学生から漢検を受けるのはかなりオススメです。

漢検は日本人なら知らない人はほとんどいない、知名度抜群かつ取得の難易度も高くないコストパフォーマンスが高い資格検定です。

漢検は小学校レベルの10級から受けられるので、はじめて受ける資格検定として小学生にピッタリです。

このページの内容

小学生が漢検を受けるメリット

どの級から受けたらよいかの目安

勉強法、オススメの参考書

申し込み~受験の流れ

新堂ハイク

このページを読めば、お子さんに漢検を受けさせたくなること間違いなし!

ぜひ最後までご覧ください!

小学生が漢検を受けるメリット

漢検は中高生が受けるものと思われがちですが、小学生から受けることにも大きなメリットがあります。

小学生が漢検を受けるメリット

・学習習慣が付く

・基礎学力がつく

・自信につながる

学習習慣がつく

漢検の問題は筆記がほとんどなので、書いて覚える学習が必須になります。

毎日15分でも机に向かう習慣をつけることができれば、漢字の学習のみならず他の教科の勉強にも継続的に取り組むことができるようになります。

このように漢検の勉強を通して、コツコツを学習を継続する力がつきます。

新堂ハイク

学習習慣は年を取るごとにつけるのが難しくなります

小学生のうちから毎日少しでも勉強する習慣をつければ、高校・大学受験にもつながります!

基礎学力がつく

国語力は全ての教科の土台となってくれるもので、それを支えているのが漢字です。

国語のみならず教科書は日本語で書かれているので、漢字の読み書きができるようになると他の科目でも読解力や語彙力の応用がきくようになります。

また、小学生のうちから漢字に強くなると、認識できる情報の量が他の子に比べて格段に増えます

読める文字が多い分だけ知識になりやすいので、どんどん新しい知識を増やすことができます。

このように基礎学力がついて知識が増えていくと、小学校から中学校に上がるときに起きやすい中1ギャップ」を防ぐことができます。

「中1ギャップ」とは?

小学校を卒業して中学校へ進学した際、これまでの小学校生活とは異なる新しい環境や生活スタイルなどになじめず、授業についていけなくなったりすること。

新堂ハイク

中学校の授業は予習・復習をしないとすぐについていけなくなります。

小学生で漢検を取得して漢字に強くなれば、中学校からの授業にも余裕をもって対応できるようになります!

自信につながる

漢字検定は取得すれば、一生残り続ける検定です。

自分の勉強の成果が形となって残るというのは、小学生にとってはかなり嬉しいことです。

自分で勉強してつかみ取った「合格証明書」や「表彰状」を見て、やればできるという達成感」を味わいながら「自信」をつけることができます

これは僕自身の合格証明書ですが、このように「自分の努力が形になる」ものが手に入ると子どもは自信がついて、また挑戦しようという気持ちになります。

中高生・社会人が漢検を受けるメリットはこちら!



どの級から受けたらいい?

これらを解説します!

・各級のレベル

・各級の合格基準、合格率

・学年ごとの受験級の目安

各級のレベル

漢検の各級のレベルは以下の表の通りです。

レベル出題漢字数
10級小学校1年生修了程度80字
9級小学校2年生修了程度240字
8級小学校3年生修了程度440字
7級小学校4年生修了程度642字
6級小学校5年生修了程度835字
5級小学校6年生修了程度1026字
4級中学校在学程度1339字
3級中学校卒業程度1623字

小学生は卒業までに5級~4級取得を目指すのがオススメです。

漢字が得意な人は、願書などに記載できる3級取得を目指すのも十分可能です!

漢検は願書・履歴書には何級から書ける?

各級の合格基準、合格率

各級ごとの合格基準は以下の表の通りです。

合格率は2019年第3回検定結果のものです。

合格基準合格率
10級150点満点中80%程度95.1%
9級150点満点中80%程度91.4%
8級150点満点中80%程度85.2%
7級200点満点中70%程度87.0%
6級200点満点中70%程度81.3%
5級200点満点中70%程度77.0%
4級200点満点中70%程度52.2%
3級200点満点中70%程度45.0%

10級~8級は150点満点中120点程度で合格です。

7級~3級は200点満点中140点程度で合格です。

”○○点程度”という表現は合格基準±1~3点の変動幅があるということです。
この変動幅はその回の平均点により上下します。

なので「140点あれば絶対に合格」や「139点だから落ちたかも」という風に考えないようにしましょう。

準2級以降の合格基準・合格率はこちら

学年ごとの受験級の目安

・小学校低学年→10級

・小学校中学年→8級~6級

・小学校高学年→5級~4級

小学校低学年(1~2年生)

漢字が得意な人も苦手な人も、まずは10級から受けてみましょう。

小学校低学年の子どもにとって漢字検定は、学校のテストとは違った勉強の仕方や受験の際の緊張感があります。

そのため、検定試験に慣れるということを考えると一番易しい10級を受けることをオススメします。

新堂ハイク

検定試験には学校のテストにはない独特の緊張感があるので、漢字が得意な子もその空気に飲まれやすいです。

なので、合格率95.1%の10級という一番易しい級から入るのがベストだと僕は思います。

小学校中学年(3~4年生)

このあたりの学年になると、漢字の得意・苦手が分かってきます。

漢字の得意な子は自分の学年に合った級か、1つ上の学年の級を受けてみましょう。

漢字の苦手な子は自分の学年より1つ下の級を受けて、漢字に対する自信をつけていきましょう。

・小学校3年生
 得意→8~7級
 苦手→9級

・小学校4年生
 得意→7~6級
 苦手→8級

小学校高学年

目指すべきは小学校卒業レベルの5級取得です。

漢字が苦手な子は5級取得を目標に勉強すれば、小学校レベルの漢字力がつくので、中学生になったときに出遅れずにすみます

漢字が得意な子は、中学校の勉強を見据えて4級取得を目指しましょう。



勉強法・オススメ参考書

これらを解説します!

・小学生の漢検勉強法

・勉強期間はどれくらい?

・オススメの参考書紹介

小学生の漢検勉強法

・書いて覚える

・過去問を解く

・スキマ時間に暗記する

書いて覚える

漢字は覚えているつもりでも、正確に書けないこともあります。

さくら

あれ、ここって「日」だっけ?「目」だっけ?
ここの横棒って一本だっけ?二本だっけ?

ってなることありますよね?

漢検の勉強は基本的に「書いて覚える」ことが大前提です。

問題のほとんどが筆記なので、漢字を書けなければ合格することはできません。

「漢検ノート」を1冊作って漢字を書いていくなど、必ずノートなどに書き取りの練習をしましょう。

参考書などは、漢字検定協会が公式で出している書き込み式ワークブックがオススメです。

ワークブックに直接書き込まずに、ノートなどに書き込んで繰り返し漢字を書くことで「手が覚える」ので本番で、も正しい漢字を書くことができるようになります。

過去問を解く

本番と同様の制限時間(60分)とできれば本番と同じ問題用紙を使って、過去問演習は必ず行いましょう。

漢検は過去に出た問題がまた出題されるので、過去問に慣れるだけでなく試験対策にもなります。

過去問を解くことで自分の苦手な分野が分かるので、「どこを重点的に勉強したらいいか」がはっきりして、勉強計画が立てやすくなるという利点もあります。

また、本番の時間配分や問題を解く順番なども分かると有利になりますね。

スキマ時間に暗記する

部首・熟語の構成・四字熟語・対義語・類義語などは、日常生活のなかでもほとんど使わないものはスキマ時間をうまく使って暗記していきましょう。

スキマ時間は1日の中に数多く存在します。

・朝起きてからの10分程度
・休み時間
・トイレ
・風呂
・歯磨き中
・夜寝る前の10分

こうした時間を利用して暗記を行いましょう。

スキマ時間の使い方がうまくなれば、中学高校の受験や定期テストの勉強も効率よくできるようになりますよ!

勉強期間はどれくらい?

受験級勉強期間
10級2週間程度
9級2週間程度
8級2週間程度
7級2~3週間程度
6級2~3週間程度
5級1ヶ月程度
4級1ヶ月~1ヶ月半程度

漢字が得意な子・苦手な子によって変わってくるのであくまで目安程度ですが、参考にしてください。

オススメの参考書

漢検協会公式の「漢検 漢字学習ステップ」が圧倒的にオススメです。

漢検協会公式の過去問も必須です。

この2つの問題集だけで十分に合格可能です。

ただ、公式ゆえに味気ないデザインになっているので、なかなか勉強が続けない人はキャラクターなどが出てくる参考書なども利用してみるのも良いと思います。

参考書だけでなく、漢検は無料アプリでの学習もオススメです。

漢検の勉強に使えるおすすめ無料アプリ5選



申し込み~受験の流れ

これらを解説します!

・各級の検定料

・申し込み方法

・受験日程

・申し込みから結果の発表まで

検定料

受験級検定料(税込み)
8~10級1,500円
5~7級2,000円
4級2,500円

申し込み方法

受験申し込みの方法は個人受験の場合は4つあります。

・インターネット
・コンビニ
・取り扱い書店
・取り扱い機関(新聞社など)

漢検の公式ホームページから申し込むことができます。

学生の場合は団体受験で学校が試験会場になることがほとんどなので、学校の漢検案内を見て応募してください。

2021年度受験日程

検定試験は基本的に年3回実施されます。

2021年度の試験日程は以下の通りです。

・2021年6月20日(日)【5/7締切】

・2021年10月17日(日)

・2022年2月13日(日)の3日間です。

【2021年最新】漢字検定の日程・時間・検定料まとめ

申し込みから結果の発表まで

すべての受験級に共通している、検定日の1ヶ月前~検定日の40日後までの流れを解説します。

・検定日1ヶ月前
 1ヶ月前までに申し込みを完了しなければ、直近の検定を受けることができませんので忘れず申し込みましょう。

・検定日1週間前
 受験表が自宅に届きます

※検定日4日前になっても自宅に届かない場合は、教会へ問い合わせてください。

・検定日当日
 各受験会場で検定試験を受けます。

・検定日約5日後
 標準解答が漢検ホームページに掲載されるので、自己採点が可能になります。

※2級の合格点は160/200が目安です。

・検定日約30日後
 漢検ホームページで合否結果が発表されます。

・検定日約40日後
 検定結果資料・標準解答・合格証書・合格証明書が届きます。

※満点合格の場合は「満点合格証明書」という普通の合格証明書よりも豪華な賞状が届きます!

小学生の漢検取得はかなりオススメ!

小学生が漢検を受けるメリット

・学習習慣が付く

・基礎学力がつく

・自信につながる

小学生のうちから漢検を受けて、お子さんに「学習習慣」「基礎学力」「自信」がつくことを願っています。

そして中学・高校でさらなるレベルアップに挑戦することもお忘れなく!

漢検4級の勉強法はこちら

漢検3級の勉強法はこちら

漢検準2級の勉強法はこちら

漢検2級の勉強法はこちら

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!