漢字検定

漢字検定を受けるメリットを国語教師がぶっちゃけます!

新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

漢検を受けるメリットってあるの…?

結論から言いますが、漢検を受けるメリットは十分にあります!

漢検は日本人なら知らない人はほとんどいない、知名度抜群かつ取得の難易度も高くないコストパフォーマンスが高い資格検定です。

僕の勤務する高校でも漢検の受験を積極的に行っており、卒業までに2級取得を目指しています。

このページでは、そんな漢字検定のメリットを小学生から社会人までに分けて解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!

漢字検定とは?

「漢検」とは、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が実施する「日本漢字能力検定」のことです。

10級~1級の全12段階(準2級、準1級を含む)のレベルに分かれています。

3歳から102歳という幅広い年齢層の方が「漢検」に挑戦しており、2018年度には約198万人が受検しています。

新堂ハイク

漢検を知らない人はいませんよね?
僕も中学生の時に準2級を学校で受験して取得しました!

各級ごとのレベル

各級ごとのレベルは以下の表の通りです。

レベル出題漢字数
10級小学校1年生修了程度80字
9級小学校2年生修了程度240字
8級小学校3年生修了程度440字
7級小学校4年生修了程度642字
6級小学校5年生修了程度835字
5級小学校6年生修了程度1026字
4級中学校在学程度1339字
3級中学校卒業程度1623字
準2級高校在学程度1951字
2級高校卒業・大学・一般程度2136字
準1級大学・一般程度約3000字
1級大学・一般程度約6000字

10級~5級が小学校レベル、4級・3級が中学校レベル、準2級・2級が高校レベル、準1級・1級が大学・一般レベルです。

受験級の目安

受験や就職活動で漢検を活用したい場合の取得目安は以下の通りです。

・高校受験→4級以上
・大学受験→3級以上
・就職活動→2級以上

これらはあくまでも願書や履歴書に書いた場合、加点される最低限の級です。



漢検のメリット

さくら

漢検ってよく聞くけど、取得したらどんないいことがあるの?

新堂ハイク

漢検を取得すると良いことがたくさんありますよ!

では漢字検定のメリットを小学生~社会人に分けて解説していきます。

・小学生が受けるメリット
・中学生が受けるメリット
・高校生が受けるメリット
・大学生、社会人が受けるメリット

上から順番に解説していきます。

小学生が受けるメリット

・基礎学力の向上

国語力は全ての教科の土台となってくれるもので、それを支えているのが漢字です。

国語のみならず教科書は日本語で書かれているので、漢字の読み書きができるようになると他の科目でも読解力や語彙力の応用がきくようになります。

漢検は小学生から受けるのもかなりおすすめです。

受験級の目安としては、

・小学校低学年→10級~8級
・小学校中学年→8級~6級
・小学校高学年→5級~4級

小学校在学中に4級取得ができれば、中学校からの漢字に不安を覚えることなく勉強をスタートさせることができます。

漢字検定が小学生にオススメな理由

中学生が受けるメリット

・基礎学力の向上
・高校入試の加点

小学生に引き続き基礎学力という面で、漢検取得にはメリットがあります。

さらに中学生からは、次の高校入試で有利にはたらくというメリットもあります。

3級以上で加点されるという場合が多いです。

例 某私立高校
3級=5点/準2級=10点/2級=20点

こう見ると20点の加点は大きいですね。

漢検公式ホームページから志望校の漢検活用状況が見れますので、チェックしてみてください。

高校学校における「漢検」資格活用状況調査 

受験級の目安としては、

・中学1年生→4級
・中学2年生→4~3級
・中学3年生→3~準2級

中学在学中に3級取得ができれば十分です。

もちろん漢字が得意という人は2級取得まで目指しても問題ないです。

➡【中学生は漢検を受けるべき?】国語教師が数々のメリットを徹底解説!

高校生が受けるメリット

・社会に出ても通用する力
・大学入試や就職試験に活用される

高校生ともなると受験する級の難易度も上がってくるので、相当数の漢字を扱う能力が求められます。

それらは社会に出ても通用する力なので、受けておいて損はないです。

また、中学生と同様に大学入試や就職試験に活用されるというメリットがあります。

漢検HPより

準2級以上で活用されるという場合が多いです。

漢検公式ホームページの大学における「漢検」資格活用状況調査で自分の志望校が漢検を活用しているかどうかチェックしてみてください。

また、一般入試だけでなくAO入試(総合型選抜)でも活用している大学もあります。

受験級の目安としては、

・高校1年生→準2級
・高校2年生→準2~2級
・高校3年生→2級

高校在学中に2級取得ができれば十分です。

大学生、社会人が受けるメリット

・新卒採用に活用される
・書類等の作成で役に立つ

企業の新卒採用でも漢字検定が活用されます。

資格取得による「目標に向かって学ぶ意欲」が評価されているのが分かります。

こちらも漢検公式ホームページの企業における「漢検」資格活用状況調査で、漢検を採用に活用している企業が分かるのでチェックしてみてください。

また、仕事での書類作成や会議資料の作成などにも漢字検定で養った力は発揮されます。

誤字脱字なく書類を作成できるのは、印象が良いですし評価も高くなります。

漢検は取得難易度が低く、比較的短時間で取得できるので、社会人になってからでも受験して損はありません。

受験級の目安としては、

・大学生→準2~2級
・社会人→2級

2級取得ができれば十分です。



勘違いしてはいけない注意点

ここまで漢字検定のメリットについて解説してきましたが、漢字検定も万能の試験ではありません。

さくら

漢検2級受かった!
これで大学も就活も安心だ!

はい。そんなことはありません。

厳しいですが、漢字検定は知名度の割に、数ある検定試験の中では評価が低いものなのです。

ここでは国語教師として漢字検定の学習指導を経験してきた僕が、漢字検定の現実についてぶっちゃけます。

勘違いしてはいけないのが以下の2点です。

・進学、就職の決め手にはならない
・国語の成績が大きく上がることはない

では簡単に解説します。

進学、就職の決め手にはならない

漢検2級を持っているだけで入れる高校・大学はありませんし、企業も同じです。

特に高校入試までなら漢検は加点要素も高いものですが、大学入試・就活ではほとんど評価されるものではないことを覚えておいてください。

これは1級や準1級を持っていたとしても同じことです。

あくまで、履歴書の資格欄にあるのとないのでは少し差が付くといった程度です。

国語の成績が大きく上がることはない

また、漢字に強くなっても国語に強くなるわけではありません。

悲しい事実ですが、高校で国語を教えている僕が断言します。

もちろん2級取得レベルの漢字力があれば、テストで漢字問題で落とすことはなくなりますし、読解も楽になります。

しかし国語の記述力や読解力を、劇的に向上させるものではないということは覚えておいてください。

新堂ハイク

現実は厳しいですが、それでも僕は漢検を取得する意味はあると思っています。

・取得した漢検は一生ものである
・知名度が抜群に高い

漢検は一生残りますし、知名度の高いので話題の種にもなります。

取得も短時間で、CTBという制度を使えば年中受験できるので、検定試験の足掛かりとしてはかなりおすすめできる検定です。

漢検の勉強法と参考書

最後に漢検の各級の勉強の方法とおすすめの参考書を紹介します。

4級の勉強法

3級の勉強法

準2級の勉強法

2級の勉強法

おすすめの参考書

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!