大学受験

【勉強に集中できない人必見!】1日17時間勉強できる方法17選を現役教師が徹底解説!

新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

勉強に集中する方法が知りたい!

さくら

受験生なのに、全然勉強に集中できません。

どうしたらいいですか?

勉強に集中するためには「環境を整えること」「正しい勉強法」の2つが大切です。

僕は現在私立高校で教師をしていますが、受験生の時は1日17時間自宅で勉強して志望校に合格しました。

1日17時間勉強して国立大に受かった僕の話はこちら

現在も教師をしながら当サイトを運営しているので、集中することに関してはかなり自信があります

このページの内容

勉強に集中できない原因

勉強に集中する方法15選

長時間勉強に集中するためにはコツが要るので、実体験をもとに方法を解説していきます。

著者 新堂ハイク 29歳

・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任)
・難関大受験、小論文指導実績500人以上
・教育メディア運営6年(月間10万PV)
・執筆300記事以上、掲載企業50社以上

実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!

勉強に集中できない原因

勉強に集中できない原因を知って、それに合った対策をすれば集中が続くようになります。

勉強に集中できない主な原因4つ

誘惑に負ける

勉強が嫌い、ニガテ

生活習慣の乱れ

友達と一緒に勉強している

誘惑に負ける

・スマホ

・テレビ

・マンガ、雑誌

・ゲーム

勉強に集中するためには、これらの娯楽となるものを断ち切らないといけません。

勉強を始めるときに、机の上にこれらの物が置いてありませんか?

こうした誘惑になるものが視界に入っていると、どうしても気になって集中できないので、誘惑になるものは隠すように工夫するのが一番です。

勉強が嫌い、ニガテ

・何のために勉強するのか分からない

・どうせ勉強してもいい点は取れない

・勉強すること自体が嫌い

勉強が嫌いで苦手な人は、そもそも何で勉強するのか分からずにすぐ勉強に飽きてしまいます。

こういった人は「勉強に対する目標」を定めなければ、いつまでたっても勉強を始めることができません。

勉強をする気が起きない、意味が分からないという人は以下のページを読めば、ヒントになるかもしれません。

生活習慣の乱れ

・寝不足

・体調不良

・運動不足

・無理なダイエット

身体のコンディションが良くないと、勉強に集中するのは難しいです。

中高生は夜更かしをして、睡眠時間が少なくなっている人も多いと思います。

睡眠不足だと体力も回復しませんし、勉強した内容が頭に入ってこないので勉強の効率がかなり悪いです。

まずは7時間以上睡眠をとって、体調を万全にすることから始めましょう。

友達と一緒に勉強している

友達と1日中勉強したのに、成績が悪かった

友達と勉強するのはいいのですが、しゃべってしまって集中できないという人が多いです。

友達と勉強するときはルールを作って、集中して取り組む時間を設けるのが一番です。

僕個人としては「勉強は1人でやるもの」と思っているので、「友達と一緒じゃないと勉強できない人」の成績は伸びないと思います。

「どうしても1人で勉強が始められない」という人は以下のページを参考にしてください。

原因別の対策

・誘惑に負ける

・生活習慣の乱れ

これらに当てはまっている人は環境を整える」対策を取れば、勉強に集中できるようになります。

・勉強が嫌い、ニガテ

・友達と一緒に勉強している

これらに当てはまっている人は正しい勉強法」という対策を取れば、勉強に集中できるようになります。

新堂ハイク

では「環境」と「勉強法」の2つの視点から、勉強に集中する具体的な方法を解説します。

勉強に集中する方法【環境編】

勉強に対するやる気はあるけど、なかなか続かない」という人は「勉強に集中できる環境」を作ればOKです。

勉強に集中する環境を作る方法

誘惑になるものを隠す

部屋の温度を下げる

騒音対策をする

適度なBGM、音楽

甘い食べ物、飲み物を用意する

満腹、空腹状態を避ける

睡眠時間を確保する

全部一気にやろうとするとそれで集中できなくなるので、できることから1つでも良いので試してみてください。

誘惑になるものを隠す

・ちょっと休憩に漫画を読もうかな・・・
・疲れたし少しベッドで横になろう
テレビでも見るか
スマホに通知が溜まってる!

そうした誘惑に打ち勝って勉強するためには隠す」ことが最も効果的です。

見えてしまうから、気づいてしまうから、楽な方に流れるのです。

本棚やテレビは布をかけて見えなくする、ベッドも布団はクローゼットに片づける、勉強机の上には余計なものは置かない。

スマホの誘惑に勝つには、僕は「タイムラプス勉強法」をオススメしますので、気になる人はやってみてください。

➡【タイムラプス勉強法】で成績が上がる4つの理由

また、誘惑にならないといっても机の上に参考書や問題集がたくさんあると、目移りして集中できません。

勉強机の上は、今勉強するテキストだけにしてそれ以外は別の場所に置いた方が効果的です。

部屋の温度を下げる

・部屋の温度は低めにする

・適度に換気をする

温度が高いと頭がぼーっとしてくるので、勉強に集中できません。

また、換気をしないと酸素が薄くなるのでこれも集中を阻害します。

部屋の温度を低めにしつつ、換気して空気の入れ替えをするだけで快適な勉強環境を用意できるのでやってみてください。

「頭寒足熱」という言葉があるように、頭は冷やして足元は暖かくすると集中できるのでこれもオススメです。

騒音対策をする

「音」も集中を乱す原因の一つです。

まずはテレビなどの音を消し、勉強する場所では無音の空間にするようにしましょう。

僕はノイズキャンセリング機能のあるワイヤレスイヤホンを活用していて、これが本当にすごいです。

周囲の雑音が聞こえなくなるだけで、めちゃくちゃ集中できるようになります。

僕は「AirPods Pro」を使っていますが、かなり値が張るので「Anker」の「SoundcoreLife A2 NC」1万円以内でコスパの良いワイヤレスイヤホンということでオススメです。

ノイズキャンセリングイヤホンは、本当に人生が変わるレベルで感動します。

本気で集中したい人は、必ず買うべきです。

適度なBGM、音楽

これは好きな音楽を聴きながらというわけではなく、自然音や環境音を流すということです。

・波の音

・鳥の鳴き声

・川のせせらぎ

・焚火の音

・雨音

・カフェの環境音

・駅の環境音

無音だと逆に集中できないという人は、こうした音楽を流すとリラックスできて集中力が長持ちします。

僕は「波の音」や「ケルト音楽」などをYouTubeで流しながら勉強しています。

こうしたBGMは1時間~3時間と時間がピッタリ決まっているので、勉強時間の管理にも役立ちます。

さくら

好きなアーティストの曲じゃダメですか?

好きな音楽を聴きながら勉強すると効率が悪い」という研究結果が出ているので、オススメはしません。

ただ、勉強前のスタートダッシュとしての好きな音楽はアリだと思います。

甘い食べ物、飲み物を用意する

集中力を維持するには、適度に飲食することが大切です。

おすすめの食べ物・飲み物

ガム
果物
コーヒー
お茶
炭酸水

一番おすすめなのは「ガム」です。

勉強しながら食べられますし、“噛む”という行為は脳に刺激を与えて活性化させます。

ただ、お腹が膨れないという点があるので、その場合は果物などの消化に良いものがおすすめです。

飲み物に関しても「ウエストミンスター大学心理学部2016年」の研究結果によると、

「水を20分に1回、25ml口に含むだけで注意力が12%上がり、記憶力が2%上がる」

ウエストミンスター大学心理学部2016年

ということが分かっています。

飲み物は「コーヒー」や「お茶」などの適度にカフェインを含むものが眠気覚ましにもなるのでおすすめです。

他には「炭酸水」なども目が覚めるのでおすすめです。(ただしジュースはおすすめできません。)

満腹、空腹状態を避ける

さくら

確かにご飯の後は、眠たくて集中できないかも…。

食後に眠たくなるのは、食べたものを消化するためにエネルギーを大量に使うことで、体が回復のための睡眠を要求するからです。

食後に集中力が低下するのは、仕方のないことなので、食後も勉強するなら「腹八分目」を意識しましょう。

また、空腹状態も集中しずらいので先ほど説明したように「甘い食べ物」で適度に補いましょう

ただ「空腹状態では記憶力が上がる」という説もあるので、それを利用して暗記してみるのも良いと思います。

睡眠時間を確保する

6時間~7時間半

これくらいの睡眠時間は取っていれば記憶も定着しやすく、体調が崩れることもありません。

睡眠は「体力の回復」や「記憶の定着」などの役割を果たしているので、勉強とかなり密接な関係にあります。

睡眠時間をしっかりと確保しないと、勉強に集中するのは無理だと言っても過言ではありません。

質の良い睡眠をとるためには、以下のことに気をつけましょう。

・就寝3時間前に食事を済ませる

・就寝1時間~1時間半前に風呂に入る

・就寝30分前はスマホを見ずに暗記

授業中に寝て睡眠時間を確保するのは、絶対だめですよ(笑)

新堂ハイク

次は集中するための「勉強法」を解説します!

勉強に集中する方法【勉強法編】

勉強のやり方が分からない」「何をどう勉強すればいい分からない」という人は、「勉強法の見直し」をすれば、集中できるようになります。

集中するための勉強法

目標、計画を細かく立てる

時間を決めて取り組む

読む勉強よりも書く勉強

勉強内容をこまめに変える

勉強場所をこまめに変える

適度な休憩をとる

適度な運動をする

机に鏡を置く

これも全部一気にやろうとするのではなく、できることから1つでも良いので試してみてください。

目標、計画を細かく立てる

・受験勉強かテスト勉強か

・何の教科で何点以上取るか

・1日、1週間で何時間勉強するか

こうした目標や計画を、できるだけ細かく決めておくことが勉強に集中する第一歩です。

さくら

このワークが終わったら、数学の問題集やって、あと宿題のプリントもしなきゃ…。

あれ今日やること多くない?終わる?

どうしよう先に宿題やった方がいいかな?

しっかりと計画できていないと、このように勉強以外のことに頭を使ってしまうので集中力を奪われます。

勉強計画を作るだけの日」を用意してもいいくらいです。

細かく具体的に計画を立てていきましょう。

時間を決めて取り組む

人間の集中力の限界は3時間

このような実験結果があるように、ずっと勉強に集中するのはかなり難しいです。

「1時間」や「30分」のようの時間を区切って、タイマーなどで計って勉強するとダラダラせずに済みます

さくら

よっしゃー!
今日は10時間勉強するぞー!

このような無理な勉強時間を目標にすると、ほとんど失敗します。

まず30分、次に1時間という風に段階を踏んで集中できる時間を増やしていきましょう。

読む勉強よりも書く勉強

読む勉強よりも、手を動かして書く勉強をする方が、作業をするので集中力が続きやすいです。

読む勉強の例

・教科書を読む

・単語帳を見る

・解説を読む

・授業動画を見る

これらは目で見るだけなので、だんだん集中力が続かなくなってきます。

書く勉強の例

・問題集を解く

・まとめノートを作る

・単語などを書いて覚える

また、「友達などに教える」も自分から作業しなければできないので、ぼーっとすることなく勉強できます。

暗記などの読む勉強は、スキマ時間にこなすことをオススメします。

勉強内容をこまめに変える

・数学3時間
 「数A」1時間
 「数1」2時間

・数学1時間
 (数Aを30分、数1を30分)

・英語2時間
 (単語1時間、長文1時間)

・世界史1時間(問題集)

勉強する科目をこまめに変えるのが、長時間集中するコツです。

得意な教科や好きな教科でも、それだけを長く続けると飽きてくるので、科目ごと変えてしまうのがベストです。

また、苦手教科を先にやって集中力が切れてきたら、得意教科で取り戻すという方法もオススメです。

時間帯によっても勉強する内容を変える」のもアリです。

時間帯勉強内容
朝~午前中思考力を使う問題(長文読解など)
数学・理科などの応用問題
昼~夕方計算問題
単語などを書いて覚える
国語や英語の読解問題
社会系科目の暗記

朝は頭がスッキリしているので、思考力が必要な問題が良いです。

昼は眠くなる時間帯なので、書く勉強が良いです。

夜はまた集中力が復活するので、読解問題などに取り組んで、寝る前は暗記をしましょう。

勉強場所をこまめに変える

同じところで同じ体勢で勉強していると、どうしても集中力が切れてきます。

勉強場所を変えるための移動も、程よいリフレッシュ効果をもたらしてくれます。

自分の部屋の勉強机

リビングの机

トイレ

洗面所

自分の部屋の小さい机

公園

自宅で勉強するならこのように、場所を転々とすれば気持ちが切り替わって集中力も復活します。

・カフェ

・自習室

・図書館

自宅以外なら上記の場所がオススメです。

適度な休憩をとる

人間の集中できる時間には限界があるので、適度な休憩を取るようにしましょう。

ここで大切なのは、疲れ切ってからの休憩ではなく、疲れが出る前に休憩することです。

疲れ切ってから休憩してしまうと、復帰に時間がかかり、精神的にも勉強に戻るのがつらくなるからです。

・動画を見る
・音楽を聴く
・ゲームをする
・SNSを見る

また、これらの休憩方法は際限なく続けられてしまうので、完全に勉強が終わってからするようにしましょう。

・仮眠
・ストレッチ
・甘いものを食べる
・ぼーっとする

これらの休憩方法は、勉強にスムーズに戻りやすいので、勉強中の休憩としておすすめです。

とくに仮眠」は大企業でも取り入れられているくらい生産性の高い休憩方法なので、以下のポイントを守ってやってみてください。

・「仮眠」は15時までにする
  →15時以降は夜の睡眠に影響が出る

・横にならず座ったままでする
  →横になると睡眠のスイッチが入る

20分以上寝ない
  →睡眠のスイッチを入れないため

適度な運動をする

効果的な休憩の一つとして、適度な運動もオススメです。

長時間座っていると血流が悪くなり、脳に血や酸素が回らなくなるので、集中力が下がります。

軽い運動をすることによって、血流を良くして脳にしっかり酸素を回すと集中力が回復します

・散歩

・筋トレ

・ストレッチ

このあたりがオススメの軽い運動です。

僕個人としては「散歩」がオススメです。

散歩のメリット

・適度な運動で頭がリフレッシュ
・外にでて気持ちが切り替わる
・思考の整理ができる
・スマホの誘惑なしで音楽が聴ける
・お金を使わない
・散歩中に新たな発見がある

机に鏡を置く

塾や学校、カフェなどで集中して勉強できる理由は「人の目がある」からです。

これは自宅で勉強したときに使えるテクニックですが、鏡を机に設置して人工的に人の目を作ることによって、集中力を維持するという方法です。

新堂ハイク

これは意外と効果があります。

メンタリストdaigoさんもオススメしていたので、騙されたと思ってやってみてください。

まとめ

勉強に集中する方法15選

〇環境編
 1.誘惑になるものを隠す
 2.部屋の温度を下げる
 3.騒音対策をする
 4.適度なBGM、音楽
 5.甘い食べ物、飲み物を用意する
 6.満腹、空腹状態を避ける
 7.睡眠時間を確保する

〇勉強法編
 8.目標、計画を細かく立てる
 9.時間を決めて取り組む
 10.読む勉強よりも書く勉強
 11.勉強内容をこまめに変える
 12.勉強場所をこまめに変える
 13.適度な休憩をとる
 14.適度な運動をする
 15.机に鏡を置く

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!