こんにちは!新堂ハイクです!
僕は、私立高校で特進クラスの授業担当をしています!
あなたはこのような悩みを抱えてないですか?
・参考書がたくさんありすぎて選べない!
・どれが自分に合った参考書か分からない…
僕は生徒に上記の悩みを相談されることがよくあります。
参考書って本当にたくさん種類がありますよね。
市販の参考書はどれもいいものばかりですが、全部買って試すのはお金も時間も足りません。
特に苦手科目の参考書選びはとても重要です。
良い参考書に巡り合えるか否かで、克服できるかが決まってきたりします。
僕は受験生の時に塾に通わず、通信教材も使わず、独学で国立大学に挑戦したので、参考書は本気で選びました。
そして今では教師となり、難関校に受験する生徒たちに、そのとき培ったノウハウを余すことなく伝えています。
この記事では、参考書の選び方に困っているあなたに、僕の経験からまとめた「自分に合った参考書選び方」をお伝えしようと思います。
これであなたはもう参考書選びに失敗することはありません!
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著者 新堂ハイク 29歳 ・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任) ・難関大受験、小論文指導実績500人以上 ・教育メディア運営6年(月間10万PV) ・執筆300記事以上、掲載企業50社以上 実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!
目的を明確にする
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参考書選びの第一段階は、参考書を買う目的を明確にすることです。
参考書を買う理由
あなたはなんのために参考書を買おうとしていますか?
・得意教科を伸ばすため
・苦手教科をなくすため
・定期テスト対策
・センター対策
・二次試験対策
・私立入試対策
参考書の種類
あなたはどんな参考書を買おうとしていますか?
・教科・科目は?
・暗記中心か
・実践中心か
・学習期間は長い?短い?
参考書を買いに行く前に、このような具体的な方針を決めてください。
こういった明確な目的を決めずに、ふらっと書店に行くと
ああああああ!本が多い!どれを選べばいいかわからないいいいいい!
お腹痛くなってきたトイレ行こ…。
となってしまいます。なので、
センター試験の対策のために苦手な生物の初心者向けの参考書と、二次対策の英語の文法書を買う!
という風に、具体的に買う参考書の方針を決めてください。
事前に調べる
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買う参考書の方針が決まったら次は、どのような参考書があるのかを調べてください。
おすすめの調べる方法は3つです。
・先生や先輩の話
・合格体験記
・Amazonのレビュー
上から信憑性の高い順番で並べています。
先生や先輩に話を聞く
あなたのことをよく知る先輩や先生なら、あなたに合いそうな参考書がどれか教えてくれると思います。
合格体験記を見る
合格体験記はネットにたくさんあるので、自分の志望校に受かった人がどんな参考書を使っていたかを調べましょう。
Amazonのレビューを見る
Amazonのレビューも参考にはなりますが、Amazonは買わずにレビューを書くことができるので、あまり信用しすぎない方が良いです。
う~ん、生物はあれとあれで、英語は3つぐらい良さそうなのがあるなぁ~。
この段階では買う参考書を絞り込まなくても大丈夫。
実際に見たときに、「何か違うな」となる場合もあるからです。
買う参考書のだいたいの目星をつけるぐらいでよいです。
実際に書店に行く
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情報がそろったら実際に本屋に足を運ぶことが大切です。
遠い地域の大学の過去問などは、ネットでしか手に入らない場合もありますが、書店の学参エリアには大抵の参考書が売っています。
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、実際に手に取って中身をしっかりと確認するのが、参考書選びで失敗しないためには最重要です。
ネットの評判は良かったけど、なんか私に合わないなぁ。
評判だけで決めなくてよかった…。
評判が良い参考書でも、自分に合うか合わないかは中身を見てみないと分からないです。
必ず実物を手に取って見るようにしましょう。
自分の理解度と照らし合わせる
易しすぎる参考書は、成績を伸ばせません。
難しすぎる参考書は、ついていけずに挫折します。
自分に合った参考書を選ぶときは、「自分が内容を半分程度理解できるか」を基準にすることがまず第一です。
参考書を手に取って、ページをパラパラとめくってみて、書いてあることが5~6割程度分かるなと思ったら、自分の実力に合っているといえます。
問題集などは、志望校別やレベル別になっていることがほとんどなのでそれを参考にしつつ必ず中身を見てください。
参考書はレベル別などになっていないことがほとんどなので、中身を見ても判断がつかない場合があります。
その場合は次のことに注目してみてください。
解説の充実さを見る
自分が分からない分野の解説が充実しているかをよく見ましょう。
そもそも教科書だけでは分からないから参考書を買うのですから、分かるところが充実していても意味はないですよね。
基本的に得意科目の場合は、厚い、内容量の多いものを選びましょう。
苦手科目は、「はじめから」や「丁寧に」や「分かりやすく」と書かれているものを選ぶと良いです。
解説の種類を見る
参考書は解説の種類も様々です。
・実況型
・図や絵が多いビジュアル型
・カラフルなもの
・字の多いシンプルなもの
・ゴロで覚えるもの
・マンガで説明するもの
ここは完全に好みの問題です。
僕は文字ばかりのシンプルなものが好みでした。
私は図とか絵が多いほうが頭に入りやすいな!
ここまでくれば、もうほとんど買うべき参考書は決まっているでしょう。
決めきれない場合
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いや、でもなぁ、こっちもいいし、いやこっちも捨てがたい…。
あああああああ!決められない!
なかなか参考書が決まらない優柔不断なあなたは、次の視点で選んでみてください。
最新のものを選ぶ
昨今、受験制度が大きく変化しており、学校や受験生や教科書会社もその対応に追われています。
参考書を出版している会社も、もちろん新テストに対応した参考書を出していますが、中には昔から変わっていないものもあります。
迷ったら、新テスト対策がされている新しいものを選びましょう。
定番を選ぶ
迷ったら定番を選ぶのは、参考書選びのセオリーです。
定番の参考書は、ネットなどで何回もおすすめされているのですぐにわかると思います。
定番になる参考書にハズレなしです。
受験は冒険してハズすより、手堅くいった方が失敗しないです。
2つに絞って比較
いくつもの参考書を同時に比較するのは難しいですが2つに絞って、1対1で比較すると分かりやすいです。
1.理解度
2.解説の充実さ
3.解説の種類
この3本勝負で優劣を決めると、必ず2ー1でどちらかが勝つのでおすすめです。
2-0という厳しい状況ですが、最後の項目の勝利者には1万点が入ります!
さくらくん、クイズ番組じゃないんだから…。
値段で決めない
迷っている理由が値段の高さであるならば、迷う必要はありません。
買いましょう。
参考書選びをケチるのは、受験において致命的です。
大学受験は、あなたの人生を大きく変えるかもしれません。
参考書の高い安いで、その後の人生を後悔するすることになるなら、ここは覚悟を決めて、高くても自分が欲しいと思うものを手に入れましょう。
ここまでの内容を下記にまとめます!
1.目的を明確にする
2.事前に調べる
3.実際に書店に行く
4.決めきれない場合
・最新のものを選ぶ
・定番を選ぶ
・2つに絞って比較
・値段で決めない
僕のブログ「新堂ハイクの旅する教室」では、国語と受験に関する記事を日々更新しています。
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![](https://shindohaiku.com/wp-content/uploads/2020/05/内容2.png)
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以上で本記事は終了です!
最後までご覧いただきありがとうございました!