現代文

【現代文の記述問題対策】文中から答えを特定する方法!

新堂ハイクの旅する教室へようこそ!

今回は現代文の記述問題苦手でどう勉強したらいいか分からないという
そこのあなたのために、記述問題で少しでも得点を上げられるように徹底的に解説します!

この記事の信頼性

✅筆者は現在私立高校勤務の国語教諭であること。
500人以上の生徒に携わり、分析した結果であること。
✅効率的な勉強法で、難関大に合格者を輩出していること。

文中から答えを特定する方法

基本的に現代文の問題は、文中に答えの根拠となる箇所が存在します。

現代文の記述問題ができない要因の一つに、「文中にある答えの根拠となる箇所を特定できていない」ことが挙げられます。

ではその「答えの根拠となる箇所」を特定できるようになれば、記述問題を解くことも容易になりますよね。

本記事では「答えの根拠となる箇所」をなぜ特定できないのかという原因特定する方法という対策を紹介します。

記述問題が解けない4つの原因と対策

  1. 読んだ文章を理解できていない。
  2. 問題の答えとなる箇所を特定できていない。
  3. 設問文の指定した答え方になっていない。
  4. 苦手意識という精神的なもの。
ハイク先生

今回は②問題の答えとなる箇所を特定できていない。
について解説していくよ!

問題の答えとなる箇所を特定できていない

さくら

これはどういうことですか?

ハイク先生

現代文のテストの答えは必ず文中にある。
そこを制限時間内にうまく探し出すことができていないことがテストで間違ってしまう原因の一つなんだ。

さくら

確かに、いつもどこが答えなのか分からないままなんとなくで答えちゃってるかも・・・。

現代文のテストというものは評論文も小説も出題された文章設問という二つの要素から構成されています。

設問は出題された文章の中の傍線部や空欄などの内容を問います。

そしてそれらの解答の根拠必ず出題された文章の中にあるのです。

これはセンター試験でも二次試験でも私学試験でも同じです。

では、その解答の根拠となる箇所を特定するためには
具体的にどうすれば良いのでしょうか。

具体的な対策

ハイク先生

さくら君は現代文のテストを解くとき、まず何から始めるかな?

さくら

えーと、まず文章を読みます。
それで傍線部とか空欄があったら設問を見て、答えはどこかなーって感じで文章の中から探すって感じです!

ハイク先生

なるほど。
さくら君、文章に線を引いたことはあるかい?

さくら

線ですか!?
いや、いつも引いてないですけど・・・。

ハイク先生

それはもったいない!
文章の重要なところに線を引くのは現代文のテストにおいて必須だよ!



文章中の重要な箇所に線を引く

現代文のテストを解くとき、文章に線を引いている人は多いのではないでしょうか。

特にセンター試験などの少ない制限時間内で膨大な文章を読解していかなければならない場合、短時間で文章の重要な部分を把握するために線を引くのは必須です。


ただ、しっかりと基準をもって線を引くことができているでしょうか。

なんとなく「大事そうだな~」と思う部分に引いたりしていませんか。

線を引きすぎてどこが重要か分からなくなったりしていないでしょうか。


しっかりと基準をもって線を引くことができれば、設問の解答に直結したり読解の大きな助けになってくれます。

さくら

線を引くことが良いのはわかりましたが、具体的にどこに引けばいいんですか?
もう文章が線だらけになりそうです!

ハイク先生

もちろん文章によって線を引く場所は変わるから「ここに引こう!」とは言えないけど、あるキーワードを基準に引くのがおすすめだよ!

線を引く基準となるキーワードに注目

つまりだから要するになぜなら

上記の4つのワードは評論文の中に何度か出てくる言葉です。
そしてこれらのワードの後には、理由要約という内容が続きます。

そもそも評論文とは筆者が主張したいことが論理的に記されている文章です。

その中でもなぜその主張をするのかという理由
結局何が言いたいのかという要約

以上の二点は最重要ポイントです。
なので上に挙げた4つのワードが出てきたら、
文中の最重要ポイントである可能性が高いのです。

さくら

つまり・だから・要するに・なぜなら・・・。
これは評論文でよく見かける気がする!

ハイク先生

次に問題をやるときは意識してみよう!

さくら

あ、ハイク先生!
線の引き方なんですけど、一文全部に線を引いたほうがいいんですか?

ハイク先生

うーん、内容によっては全部に引くこともあるけど、
それだと文の中でもどこが大事か分からないから
ピンポイントで短く線を引くほうがいいよ。

さくら

文の中でもどこが大事か見分けなきゃなのか~。
う~、これは練習がいるなあ。

ハイク先生

そうだね、何回かやってみて慣れていこう!
他にも線以外に出題された文章に書きこんだほうが理解しやすくなるものがあるよ!



文章中のテーマワードにマーキングをする

評論文で文章のテーマとなるワードが出てきます。
それは文章中に何度も出てきたり、一回二回程度しか出てこないこともあります。

そうした言葉は文章を理解するのに欠かせないものなので必ずマーキングしましょう。

さらに、テーマとなるワードが筆者のオリジナルの言葉であれば重要度はさらに高まります。

他にも、それそのこれそういうこうしたなどの指示語が出てきた時もマーキングがとても有効です。
現代文のテストでは指示語の指す内容を答えさせる問題も多数出題されます。

指示語にマーキングする場合は指示語を〇や□で囲み、指示語の指す内容に線を引き、
矢印などでつなげるとわかりやすくなります。

ハイク先生

ここでいうマーキングとは
言葉を〇や□で囲むことを言うよ。
重要部分に引く線と混ざらないようにしよう!

さくら

分かりました!
・・・ハイク先生!問題の傍線部と自分で引いた線とマーキングがごっちゃになって訳が分からなくなりました!泣

ハイク先生

そういうときは線を波線で引いてみたり、設問の傍線部は問題番号を〇で囲んで目立たせたりすると後で見返した時にわかりやすいよ!

まとめ

現代文のテストで問題の答えとなる箇所を特定する有効な方法は文章に線を引くことです。
その線を引く具体的な箇所は

理由要約を示す語の後の文章に注目して文章に線を引く。
文章のテーマとなるワードにマーキングする。
指示語指示語の指す内容にマーキングし、線でつなげる。

現代文おすすめ参考書4選

文中の重要語句に注目する」ことが「文中から答えを特定する」ことにつながるのは分かっていただけたと思います。

本記事でも具体的な対策は紹介していますが、実際に問題を解くことでしか身につかない力もあります。

現代文は大学入試において避けて通ることのできない科目であり、成績の伸びが遅い科目です。

高1高2、ひいては中3から早め早めの対策が不可欠です。

今回の記事のテーマである「文中から答えとなる箇所を特定する」に適した実践的な参考書を4つ紹介するので、ぜひ勉強に役立ててください。

田村のやさしく語る現代文

👆現代文が苦手な受験生におすすめされる定番の参考書です。

レベル的には基礎固めから中堅私大まで対応しており、講義形式で読みやすい点が特徴です。

しっかり取り組むと現代文の基礎ができます。

ゼロから読み解く最強の現代文

👆読解力をつけるとともに、実践問題もこなしていきたい人におすすめの参考書です。

図解がついているので視覚的にも分かりやすく内容量も豊富にあり、1冊仕上げれば現代文の解き方が身につきます。

解決センター国語 現代文

👆センター試験(大学入学共通テスト)対策の問題集です。

選択式の問題に対する解き方を学ぶことができます。

選択式の問題は文中に答えの根拠があるので、今回のテーマについて深めるのにもってこいです。

さらに共通テスト対策にもなるので一石二鳥ですね!

きめる! センター現代文

👆センター試験レベルから二次試験まで対応している参考書です。

正解にたどり着くまでの考え方が丁寧に解説されているので、確実に現代文の力を上げてくれます。

「ゼロから読み解く最強の現代文」と同じ舟口明さんの著書なので、合わせて使うとかなり効果的です!

合わせて読みたい記事

僕のブログ「新堂ハイクの旅する教室」では、国語と受験に関する記事を日々更新しています。

その中から合わせて読むと効果的な記事を紹介します。

👆「記述問題が解けない4つの原因と対策」の続きの記事になります。

合わせて読んでいただくと、現代文の記述問題に対する見方が変わるのでぜひご覧ください!

👆「過去問を買ったはいいけどどうやって使えばいいの?」というお悩みを解決する記事です。

過去問で失敗しないためにもぜひご覧ください!

👆「参考書ってありすぎてどれを選んだらいいか分からない!」というお悩みを解決する記事です。

教科や受験のみならずこれからの人生においての参考書選びに役立ちますので、ぜひご覧ください!

👆「現代文ってセンスだから勉強しても無駄じゃね?」という疑問に国語教師が論理的に答える記事です。

「現代文=センス」と考えている方がいたら、ぜひ読んで欲しい記事です!

ハイク先生

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!