大学受験

【受験生の不安の原因と対処法】を現役高校教師が徹底解説!

新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

受験が不安で仕方がないです…。

はじめに、受験が不安なのはあなただけではありません

余裕があるように見えても、受験生はみんな不安を抱えています

さくら

それは分かるけど、分かったところで自分の不安が無くなるわけじゃないです…。

そうですよね。高校教師の僕も受験生の時は、1日17時間勉強しても受験が不安で仕方なく、泣きながら受験勉強をしていた過去があります。

1日17時間勉強して国立大に受かった僕の話はこちら

みんな不安を抱えているけれど、一人一人の不安はまるで違います。

ただ、少しでも不安を和らげられるように、僕が受験に向かう生徒に教えていることをこのページでは解説します。

このページの内容

受験生が不安になる原因

受験生の不安への対処法

受験が不安で仕方がない人のために、たくさん情報を載せていますので、何か一つでも自分の受験勉強に役立ててくれたら幸いです。

著者 新堂ハイク 29歳

・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任)
・難関大受験、小論文指導実績500人以上
・教育メディア運営6年(月間10万PV)
・執筆300記事以上、掲載企業50社以上

実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!

受験生が不安になる原因

受験生が不安になる原因は、3つです。

思うように勉強できていない

模試の成績が良くない

頑張ったとて、結果は分からない

不安になる原因を理解すれば、和らげることも難しくありません。

思うように勉強できていない

さくら

やろうと思っていた参考書がまだ全然できてない…。

このままじゃ本番までに間に合わない!どうしよう…。

勉強が思うように進まず、焦りが出てさらに手につかなくなって、自信を無くしてしまう人は多いです。

特に完璧主義の傾向がある人にとっては、計画通りに勉強が進まないことはストレスになり、集中力を奪われてしまう原因になります。

・勉強が進まない
 ↓
・焦りが出る
 ↓
・勉強に集中できない
 ↓
・さらに勉強が進まない
 ↓
・自信を失って、あきらめてしまう

最悪のパターンは上記のように「勉強をあきらめてしまう」ことです。

そうなる前に、しっかりと対処しましょう。

模試の成績が良くない

さくら

高3の秋なのに、志望校の模試がⅮ判定です…。

志望校変えた方がいいのかな…?

勉強はできているけれど、結果が出ていないパターンです。

特に周りの受験生との比較をしてしまうことで、自信を失ってしまうケースが多いです。

・模試の結果が悪い
 ↓
・周りと比べて自信を無くす
 ↓
・自分の勉強法を疑う
 ↓
・勉強に集中できない
 ↓
・さらに結果が出なくなる
 ↓
・志望校をあきらめる

自分なりに努力したのに、模試の結果という代えがたい現実を突きつけられてやる気をなくし志望校をあきらめてしまうのが最悪のパターンです。

・模試の判定を気にしない
・偏差値を気にしない

簡単にできることではないかもしれませんが、結局模試の判定偏差値も合格を保証してくれるものではありません

A判定で落ちたり、C判定で受かったりと本当に人によります。

模試の結果や偏差値は自分の努力が数字ではっきり表れるので、指標にしてしまいがちですが、あくまで目安なので気にすることはありません。

僕は受験本番までにⅮ判定以上を取ったことはありませんし、高3の秋のセンター模試は350/900(38%)と絶望的でしたが、第一志望の国立大に受かりました。

そんなものです、模試の判定や偏差値なんてものは。あくまで参考までに。

頑張ったとて、結果は分からない

さくら

こんなに頑張ってるのに、落ちたら立ち直れない…。

例えば「5000時間勉強すれば合格する」と決まっていたなら、人は頑張ることができます。

受験勉強の怖いところは「どれだけ努力しても、絶対に合格できる保証はない」ということです。

なので勉強していても不合格の自分」というイメージを想像してしまい、これまでの努力が水の泡になってしまうという恐怖から不安で仕方が無くなってしまいます。

・頑張っても落ちるかもしれない
 ↓
・もっと勉強しないといけない
 ↓
・なかなか結果が出ない
 ↓
・焦りと落ちる恐怖の連鎖
 ↓
・不安に押しつぶされる

実は受験に限らず社会は「頑張ったとて、結果は分からない」ことがほとんどです。

受験は孤独との戦いで、一人で勉強しているとどうしても失敗のイメージが浮かんで、不安で仕方なくなる時があります。

ただこの「頑張ったとて、結果は分からない」の勝負に勝つことができたら、とんでもない自信を手に入れることができます。

ちなみにこの「頑張ったとて、結果は分からない」はYouTuberの「宋世羅」さんから引用しています。

僕自身も1日17時間勉強して、もうこれ以上できないくらいに努力したつもりですが「頑張ったとて、結果は分からない」という恐怖にずっと付きまとわれていました。

この不安から逃れる方法はないんじゃないかと思います。

頑張れば頑張るだけ、不安は大きくなりますから。

でも、立ち向かいましょう。このページに来たあなたは不安に立ち向かう勇気を持っています。

新堂ハイク

では、不安への対処法を解説します!

受験生の不安への対処法

「受験生への不安への対処法」を7つ紹介します。

全部やれば不安が無くなるということでもありませんので、自分の状態に合わせてできることを取り入れてください。

僕自身も教師として、生徒の状態や性格に合わせて対処法を教えています。

受験生の不安への対処法7選

1.不安を紙に書きだす

2.不安を誰かに話す

3.不必要な情報を見ない

4.勉強計画を見直す

5.目に見える努力の跡を残す

6.睡眠時間、体調の管理

7.正確な情報を集める

1.不安を紙に書きだす

不安は目に見えないため、頭の中だけで考えていると無限ループのように何度も浮かび上がってくものです。

そして考えないようにすればするほど、大きく膨れ上がっていきます。

それを和らげるために、不安を目に見えるようにし、正体をはっきりさせることが重要だという考え方です。

・箇条書きでどんどん書いていく

・正直にすべてを書きだす

・書いた内容を見返す

・対処できるものは具体的に対処する

書いた紙が人に見られたくなければ、切ったり破いてりして捨ててしまえばOKです。

とにかく不安になっている原因を「目で見る」ことが重要で、書きだしてみれば実は自分でも対処できるものが多かったりします。

新堂ハイク

これはストレス対策にも有効で、僕も時々やってます!

受験のストレス対処法13選を徹底解説!

2.不安を誰かに話す

「弱音を吐くことのは弱い人間のやることだ」という考えは間違いで、「自分の弱さと正面から向き合える人」こそ強い人だといえます。

弱みを見せられる人であれば、親でも友達でも先生でも誰でも良いです。

とにかく「誰かに不安を話す」という行為が大切で、解決できるかどうかは問題ではありません

不安を誰かに話すことで、頭の中が整理されて自分の不安が明確になるからです。

人間は「分からない」ことに恐怖や不安を抱く生き物で、自分の中に「分からない不安の種」があるとますます不安が膨らみ、焦りを生んで負のスパイラルに陥ります。

「紙に書く」ことが苦手な人は「誰かに話す」を試してください。

これは「全国大学生活協同組合連合会」の「受験期の相談相手」アンケート結果で、受験生は「先生」「両親」によく相談していたことが分かります。

僕は人に相談するのが苦手なタイプで、不安を友達に打ち明けるのは相当勇気がいりましたが、話してみて気持ちがスッキリするのを感じました。

やはり、「見えない不安をしっかり見る」ことが、不安を和らげる第一歩だと思います。

3.不必要な情報を見ない

・SNSの真偽不明の情報

・娯楽などの誘惑となる情報

・不安を煽るようなニュース

こうしたものは、不安を書きたてられるだけなので見ないように情報をシャットアウトしましょう。

特にSNS上の「志望校のA判定の画像」や「偏差値70越え」などと言っているアカウントなどは、真偽不明なので見る価値はありません

そうしたSNS上の受験生と比較して落ち込んで、無駄に時間を過ごしてしまい、勉強できずに不安に駆られるという悪循環は絶対にやめましょう。

娯楽の情報もできるだけ遮断した方が勉強に集中できますが、「自分へのご褒美」としてならモチベーションのためにアリだと思います。

新堂ハイク

やはり勉強とスマホは切り離した方が、無駄に不安を覚えずに済みます。

4.勉強計画を見直す

勉強が思うように進まなくて不安があるのなら、勉強計画を見直す必要があります。

・無理のない計画になっていないか

・実力や志望校に合った参考書を使っているか

・残り時間でできることは何か

計画を見直すときは「現実と向き合う」ことが大切です。

楽観的に考えるのをやめて、「合格するために必要な実力をつけるにはどうするべきか」を真剣に考えましょう。

暗記が終わっていないなら暗記を徹底しなければなりませんし、過去問で点を取れていないなら問題演習にしっかり取り組まなければなりません。

勉強面での不安をなくすなら「基礎の徹底」が大切で、「基礎」をおろそかにしたまま「応用」をしても実力派つきにくいです。

新堂ハイク

僕は数学が苦手で、不安をなくすために高3なのに、中学校の計算問題から基礎を徹底しました。

5.目に見える努力の跡を残す

「頑張ったとて、結果は分からない」受験の世界で、本番に自信をもって試験に挑むためには自分の努力を目に見えるようにする」ことが効果的です。

・勉強計画を書いたスケジュール帳

・使い込んだ参考書や問題集

・使い終わった色ペンやマーカー

・解いたプリントの束

こうしたものは「自分が努力した証」として残しておくことをオススメします。

また、最近は「タイムラプス動画」を取りながら勉強する方法もあり、これなら「スマホを見ずに勉強に集中でき、勉強したことが動画として残る」のでオススメです。

タイムラプス勉強法のやり方を詳しく解説!

自分の努力の積み重なりを見ることで、不安や緊張がかなり和らぎます。

新堂ハイク

僕は完全に独学で大学受験をしたので、市販の参考書しか使わなかったですが、自分の身長以上に積み重なる解き終わった参考書を見て、不安が少し和らぎました。

6.睡眠時間、体調の管理

体調が万全でないと余計なストレスがかかり、不安が増大してしまいまう。

そのためには、しっかりと睡眠時間を確保して、精神的にも身体的にも回復することが大切です。

受験生になったからと言って、睡眠時間を削って勉強するのはNGなので高校生の平均的な睡眠時間を基準にするのがベストです。

6時間~7時間半

身体のコンディションを良好に保つことができれば、精神的にも安定してくるので、勉強とはまた違うアプローチで不安を解消したい人にオススメです。

また「朝型の生活習慣」にしておくこともオススメで、朝にしっかり日の光を浴びてセロトニンを分泌させることが不安を和らげる役割を果たしてくれます。

セロトニンの効果

精神の安定
安心感平常心
・頭の回転をよくして直観力を上げる

このようにセロトニンには勉強効率を上げる効果があり、それも朝日を浴びるだけで分泌されるので浴びない理由はないですよね。

7.正確な情報を集める

「分からない不安」に対処するためには、情報を集めて対策することが重要です。

・入試日程、時間、必要科目

・レベルや合格者の勉強法

志望校に関する情報を正確に集めるなら、公式ホームページが一番です。

また、「プランB」も考えておきましょう。

最悪のケースである第一志望に落ちてしまったら、どうする?」を想定しておくことは大切です。

正直考えたくもないことだとは思いますが、ここを考えていないと「第一志望に落ちたらどうする」という不安から離れることができなくなります。

・第二志望でも進路は実現可能か

・滑り止めはどこにするか

・別日程や後期試験などはどうするか

高校や大学が人生のゴールではありませんので、「自分の将来やりたいこと」が実現できる進路を第二志望にすれば未来が潰れることはありません

第一志望に落ちても大丈夫だ」と思うことができたら、不安はかなり解消されます。

不安をなくすには勉強あるのみ

これは僕自身の個人的な意見であり体験談なのですが、受験の不安をなくすにはやはり「勉強あるのみだと思います。

音楽を聴いてリフレッシュしても、気分転換にスポーツをしても、友達とたわいもない会話をしても「勉強」から逃れられないのが受験生です。

僕は1日17時間勉強というかなり無理な計画を立てて、もうこれ以上ないと自分で思えるくらい勉強しても不安で仕方がなく、人一倍本番を怖がっていた自信があります(笑)

人事を尽くして天命を待つ

「自分がやれるだけのことをすべてやって、後は天に結果をゆだねる」という意味の言葉ですが、不安をなくすにはまさにこの言葉のように「人事を尽くす」しかありません。

僕は今教師となって毎年たくさんの受験生を応援していますが、「受験は孤独との戦い」です。

辛いこと、苦しいことがたくさんあります。

僕も高3のセンター試験(現共通テスト)の1週間前に過去問でボロボロの点数をとって、不安に押しつぶされてギャン泣きしていました(笑)

それでも不安を乗り越えて本番を戦った受験生は、本当に強い人だと思います。

現在ロナ禍で受験がどうなるか分からないことや、共通テストがグダグダになっていることで不安を抱えている受験生は多いと思います。

そんな受験生の人たちのために、僕は現役国語教師の経験を生かして「現代文」「古典」「小論文」「漢検」などの勉強法をこのサイトで解説しています。

あなたの合格を応援していますので、ぜひ活用してください。

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!