動詞

【古典文法・動詞の活用】変格活用をはじめからわかりやすく解説!

新堂ハイクの旅する教室へようこそ!
古典文法の動詞変格活用」について、この記事を3分読むだけでしっかりと理解できます。

この記事は

・「動詞の活用
  曖昧なまま覚えている・・・」

・「もう全然古典が苦手で、
  基礎からやり直したい!

・「古典はある程度できるけど、
  今一度復習したい!

という方に向けて基本からわかりやすく解説する記事です。


この記事を読み終わるころには

さくら

「変格活用」?
余裕なんですけど何か?

となりますので、ぜひ最後までご覧ください!
では、ハイク先生お願いします!

ハイク先生

はい!
今回は覚えることは9つだけ!
動詞の変格活用」について基礎からわかりやすく解説するよ!

変格活用とは何か

動詞の活用は全部で9種類存在します。

これは変化の型が9つあることを意味します。

さくら

ええ!?
9種類も変化の型があるなんて覚えきれません!

ハイク先生

大丈夫!
9種類のうち6種類は動詞が限定されているからいくつかの動詞を暗記するだけでいいよ!

今回の変格活用はその動詞が限定されている活用の種類のことだよ!

「変格活用」とはその名の通り「変な活用の仕方をする特定の動詞」の活用の仕方です。

まずはその種類を先に記しておきます。

行変格活用

あり」「をり」「はべり」「いますがり

行変格活用

死ぬ」「往ぬ去ぬ

行変格活用

行変格活用

」「おはす

ハイク先生

上に挙げた9個の動詞が文章中に出てきたら変格活用ということだよ!

では一つ一つ解説していきます。

暗記が苦手という人に現実的で使える暗記法5選の記事もありますので、ぜひご覧ください👇



ラ行変格活用

基本形ありをりはべりいますがり
語幹はべいますが
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形

動詞は普通u段の音で終わります。
例 「食ふ」「詠む」

しかし、ラ行変格活用動詞だけは終止形が「」でi段の音で終わります。
ここがラ行変格活用の変な活用であるポイントです。

ちなみに
「をり」は「居り」
「はべり」は「侍り」と漢字で表記します。

意味

「あり」=「ある」
「をり」=「いる」
「侍り」=「あります」「おります」
     「ございます」
     「お仕えする」
「いますがり」=「いらっしゃる」

ナ行変格活用

基本形死ぬいぬ
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形ぬるぬる
已然形ぬれぬれ
命令形

「いぬ」には2種類の漢字表記があります

往ぬ」は「行く」という意味。
去ぬ」は「去る」「帰る」という意味。

ハイク先生

「寝ぬ(いぬ)」はナ行下二段活用だから注意が必要だよ!

カ行変格活用

基本形
語幹(来)
未然形
連用形
終止形
連体形くる
已然形くれ
命令形こ・こよ

現代文では「来る」といいますが、古語では「」。

終止形の違いを意識して、活用の音を覚えよう。

命令形には「」と「こよ」の二つの用例があります。

この動詞は、語幹と語尾の区別がなく、一語全体で活用する言葉です。だから、活用表の語幹の欄には「(来)」と丸かっこで表記しています。

未然形
連用形
終止形
連体形来るくる
已然形来れくれ
命令形・来よこ・こよ

活用形を漢字で表記すると、未然・連用・終止・連体がすべて「来」になります。

文中の活用形を判断して読みましょう。

ハイク先生

読みを答えさせる問題がよく出るよ!



サ行変格活用

基本形おはす
語幹(す)おは
未然形
連用形
終止形
連体形するする
已然形すれすれ
命令形せよせよ

意味

「す」=「する」
「おはす」=「いらっしゃる」

複合動詞

二つ以上の自立語が結びついて新しく一語となったものを、複合動詞といいます。

ラ変複合動詞

「副詞」+「あり」

「さ」+「あり」=「さり
「しか」+「あり」=「しかり
「かく」+「あり」=「かかり

意味

「さり」「しかり」=「そうである
「かかり」=「こうである

サ変複合動詞

名詞」+「す」

「枕す」「旅す」「心す」「ものす」

形容詞・形容動詞」+「す」

「むなしうす」「明らかにす」

漢語」+「す」

「死す」「謝す」「論ず」「命ず」

副詞」+「す」

「先んず」

ハイク先生

「○○」となってもサ変です!

ザ変にはならないので注意!

まとめ

①ラ行変格活用
 「あり」「をり」「はべり」「いますがり」

②ナ行変格活用
 「死ぬ」「往ぬ・去ぬ」

③カ行変格活用
 「来」

④サ行変格活用
 「す」「おはす」

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ハイク先生

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!