新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

「米坂線109列車」
のテストで高得点を取りたい!

さくら

文学国語のテストで宮脇俊三の「米坂線109列車」が範囲なんだけど、さっぱり分からなくて困っています…。

新堂ハイク

現役国語教師の僕が、「米坂線109列車」をわかりやすく解説します!

現在私立高校で国語の教師をしており、実際に「米坂線109列車」の授業を何度も担当し、テストも5回以上作っている僕が徹底解説します。

このページを読めば「米坂線109列車」のテスト対策はバッチリなので、テスト前に何度も読み返してください。

このページの内容

・「米坂線109列車」のテストに出る問題

・「米坂線109列車」の本文解説と要約

・「米坂線109列車」の感想文の書き方

実際に「米坂線109列車」のテストを作っている国語教師が、重要ポイントを徹底解説しますのでぜひ最後までご覧ください。

著者 新堂ハイク 31歳

・現役高校教師 勤続9年(特進クラス担任)
・難関大受験、小論文指導実績500人以上
・教育メディア運営7年(月間10万PV)
・執筆500記事以上、掲載企業80社以上

実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!

「米坂線109列車」のテスト対策問題

実際に「米坂線109列車」のテストを何度も作っている、現役国語教師の僕がテストによく出る問題を徹底解説します。

基本的に出題する問題は決まっているので、これを完璧にすればテストで8割は固いと思います。

解説するのは「重要漢字」「重要語句」「内容問題」の3つです。

「米坂線109列車」重要漢字10選

次の太字部分の漢字を書きなさい。

①弾薬の数はキンショウである。
②ことの成り行きをカタズを呑んで見守る。
ヨウシャなく降り注ぐ雨。
タンネンに塗装を施す。
⑤相手のモノゴシが丁寧だった。
ソマツな小屋に住んでいる。
⑦少しでもユダンすると負ける試合。
ミチバタに落ちているお金を拾う。
⑨声にヨクヨウがないと指摘される。
⑩汽車のシャソウから見える景色を眺める。

これらの問題は、僕が実際にテストに出した漢字です。

もちろん、書き取りだけでなく読みも出題していますが、書ければ読めますので、上記の10問は完璧にしましょう。

解答
①僅少 ②固唾 ③容赦 ④丹念 ⑤物腰
⑥粗末 ⑦油断 ⑧道端 ⑨抑揚 ⑩車窓

「米坂線109列車」重要語句5選

「米坂線109列車」には難しい言葉も出てくるので、意味を問う問題も出題されます。

僕が意味を問う問題としてテストに出した語句は、以下の通りです。

過分
(かぶん)

身分や限度を超えた扱いを受けること

僅少
(きんしょう)

ほんのわずかなこと

途次
(とじ)

ある場所に向かう途中。道すがら

固唾を吞む
(かたず)を(の)む

物事の経過を緊張しながら見つめる

抑揚
(よくよう)

(音声や文章の)調子を上げ下げすること
起伏をつけること

「米坂線109列車」テスト対策問題10選

「米坂線109列車」のテストのメインとなる内容問題について解説していきます。

記述抜き出しなど問題の形式は先生によって様々ですが、要点をおさえておけば、どのような形式で出題されても対応できます。

では、「米坂線109列車」のテストを5回以上作ってきた現役国語教師が実際にテストに出した問題を厳選して10個解説します。

問一
「何事もなく警報は解除される」とあるが、これとは対照的な状況が描かれた箇所を、本文中から十五字以内で抜き出せ。

解答
空襲に明け暮れていた東京

問二
「変だと思っていると」とあるが、何を「変」に思ったのか、三十五字以内で説明せよ。

解答
便所の使い方に苦情を告げにきたにしては、来訪者の態度が丁重であること。

問三
「当初の予定では」から筆者のどのような気持ちが読み取れるか、説明せよ。

解答
「父」に断念させられなければ、予定どおり村上から東京に戻るはずだったのに、という不服な気持ち。

問四
「危ないところだった」とあるが、どういうことを指して言ったものか、説明せよ。

解答
空襲がもう少し早ければ、「父」は被災したかもしれなかったということ。

問五
「半分冗談のようなことも言った」とあるが、ここから読み取れる「父」の筆者に対する態度はどういうものか、二十五字以内で説明せよ。

解答
大石田への同行を一応不承知しておこうというもの。

問六
「納得がいかない」とあるが、どのようなことに「納得がいかない」のか、説明せよ。

解答
後の列車でも間に合うのに、わざわざ三時間半も早い列車に乗って暇を持て余したこと。

問七
「ここのノミはすごかった」とあるが、ここからどのようなことが読み取れるか、説明せよ。

解答
炭鉱の宿泊設備が不衛生で、筆者の心身に悪影響を及ぼしたこと。

問八
「私は信じられない思いがしていた」とあるが、筆者は何が「信じられな」かったのか説明せよ。

解答
予告されていたはずの天皇の放送中も、列車が時刻表どおりに運行していたこと。

問九
「予告された歴史的時刻を無視」が具体的に指す内容を、本文中から十五字以内で抜き出せ。

解答
天皇の放送を聞かなかった

問十
「私の『時』は停止していた」とはどういうことか、四十字以内で説明せよ。

解答
天皇から敗戦を告げられた衝撃で、筆者の時間感覚がまひしていたということ。

「米坂線109列車」の本文解説・要約

「米坂線109列車」は全部で三段落に分かれています。

一段落ずつあらすじを解説をします。

「米坂線109列車」200字要約

疎開先の村上から東京へ戻る予定だったが、父に止められた。

その間、中小都市への空襲が続き、広島は新型爆弾の被害を受ける。

大石田まで父に同行した帰路、今泉駅で聞いた天皇の放送は浸透してくるものがあった。

歴史的時刻を無視して走る米坂線109列車に乗り、私の中で止まっていた時間が動き始める。

列車の発着時刻にはいくつか納得のいかないところもあるが、私の「時」は停止していたので、時刻表を信用することにしよう。

要約の問題が出たら、こちらを参考にしてください。

第一段落のあらすじ解説

第一段落の要約

疎開先の村上で恵まれた生活を送りながらも、私は東京へ戻る予定だったが、 父に止められた。

その間、中小都市への空襲が続き、広島は新型爆弾による被害を受けた。

戦争中に主人公が疎開する場面です。

この物語では、戦争の直接的な被害を主人公が体験することはありません。

戦争のニュースは新聞などで入ってくるのですが、基本的には主人公の移動と列車の時刻表の話がメインです。

列車の時刻表が難しく、今何の話をしているのか分からなくなることがあるかもしれません。

ただ、トリックが使われるようなミステリー小説ではないので、主人公の心理描写をメインに話を読んでいけば大丈夫です。

第二段落のあらすじ解説

第二段落の要約

経路が未知の区間となる大石田まで父に同行した。 往路の記憶に、時刻表を疑いたくなる点がある。

帰路、今泉駅で聞た天皇の放送は、浸透してくるものがあった。

天皇の放送は、終戦を意味するものでしたが、主人公の周りでは戦果は激しくないので割とあっさりしています。

ただ、そんな状況でも「浸透してくるものがあった」と感じる主人公の描写には注目です。

第三段落のあらすじ解説

第三段落の要約

歴史的時刻を無視して走る米坂線109列車に乗り、私の中で止まっていた時間が動き始める。

発着時刻には疑問もあるが、私の「時」は停止していたので、時刻表を信用しよう。

このあたりは、テストに出やすい範囲です。

終戦を知らせる天皇の放送が流れているのに、列車は何事もなく動いているという対比が「止まっている時間」と「動いている時間」を表していいます。

「米坂線109列車」の感想文の例文

「米坂線109列車」の授業が終わる頃に「感想文」を求められることはよくあります。

こうした感想文も実は成績評価の1つに含まれているので、できれば高評価を取りたいですよね。

ここでは、「米坂線109列車」の授業を何度も行い、200人以上の感想文を採点してきた僕が「高評価をもらえる感想文」の書き方を解説します。

「米坂線109列車」感想の例文(200字)

感想を書く視点としては、読んでどう思ったかをシンプルに表現すると良いと思います。

終戦の日に列車が運行していたということは、非日常の中にあってもそれが全てではなく、生活という日常が確かに存在しているということを感じさせた。

列車の車掌や乗客は「日本国民全員が聞かなければならない天皇の放送」を聞いていないことになる。

本当に聞くべきだと思う人は列車には乗らないので、日本の中でも戦争というものに温度差があったのではないかと思った。

非常事態でも自分の仕事をする日本人は素晴らしいと思った。(200字)

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!