大学受験

受験生は親の声かけで変わる!高校教師がリアルな実態を解説!

新堂ハイク

こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!

受験生の子どもにどんな声かけをしてあげればいい?

やる気が出る声かけの仕方が知りたい!

受験には家族の温かいサポートが必要不可欠です。

子どもは家庭環境の影響をかなり受けるので、家庭での親の声かけが受験の結果を左右することは当然あります。

僕は現役の高校教師をしており、高3のクラスを担任したときは保護者の方から「受験生の子どもとのコミュニケーション」について相談を受けることがありました。

また、受験生の生徒からも「親との関わり」についての相談をよく受けました。

その経験から「受験生に効果的な声かけ」「受験生にしてはいけない声かけ」を解説しますので、受験生の保護者の方は最後までご覧になって、今日から実践してみてください。

受験生には家族のサポートが大切

「受験」は子どもにとって「人生を左右する大事な戦い」と言えます。

受験本番にはかなりのプレッシャーがかかるので、どんなに勉強しても精神面が安定していなければ、実力を100%発揮するのは難しいです。

そこで家族ができるサポートとして精神面のケアをしてあげることが、受験成功にかかせません。

全国大学生活協同組合連合会のアンケートの結果では、大学受験の相談相手として「両親」が50%を占めているので親の役割は受験においてかなり重要であることが分かります。

ただ、間違ったサポートの仕方をしてしまうと、逆効果になるので注意が必要です。

はじめに「親ができるサポートのポイント」について解説します。

親ができるサポートのポイント

子どもの性格を考慮する

過干渉と無関心のバランス

お金の話は早めにする

子どもの性格を考慮する

子どもの性格によって、かけてあげる言葉は違います。

・怠けがちな子ども
 →放任するより、こまめに気にかけるようにする

・自分で進める子ども
 →あえて声かけはせずに、見守る

・気分屋な子ども
 →様子を見て、気分をのせるような声かけ

10人の子どもがいれば10通りの対応になるというように、声かけに絶対的な正解はありません

自分の子どもがどういう性格でどんな言葉を喜ぶかは、普段の生活の中から見つけていくしかありません。

保護者の方は受験が始まる前から、しっかりと勉強に対する子どもの姿勢を見てあげてください。

過干渉と無関心のバランス

声かけをしすぎても、しなさ過ぎてもストレスになるのが受験期の繊細な子どもです。

子どもと親の距離感がほどよい家庭は、受験がうまくいく傾向にあります。

・過干渉気味かもしれないと思う方
 →我慢して見守ることも大切です。

・放任しすぎているかなと思う方
 →どんな些細なことでも子どもに聞いてあげてください。

新堂ハイク

言いすぎてもダメ、言わなすぎてもダメ…。

面倒だと思うかもしれませんが、それが子どもです。

その分無限の可能性があり、成長した姿はとても感動します。

お金の話は早めにする

子ども自身から話をするのが難しいお金」についての話は、保護者の方から早めに切り出してあげてください。

「合格したのに入学金、授業料が払えず入学辞退」というトラブルは、よくあります。

経済的な心配をせず、子どもが受験勉強にだけ集中できる環境を作ってあげることは家族ができる大きなサポートです。

そのために志望校について、しっかりと時間を取って話をしてあげてください。



受験生が親から言われた嬉しい言葉

僕自身の経験や生徒、保護者方聞いた話をまとめました。

子どもの性格や特性に合わせて参考にしてみてください。

頑張りを認めてくれる言葉

・毎日勉強頑張ってるな

・成績上がってきたね

・夜遅くまで頑張ってるね

・努力が結果にあらわれてきたね

・○○が毎日頑張ってるのちゃんと知ってるよ

さくら

自分の頑張りをほめてくれるともっと頑張ろうってなる!

自分の頑張りを親が認めてくれる」というのは、子どもにとって大きな喜びです。

特に毎日コツコツ努力できる子は、こうした言葉を励みにさらに頑張ることができます。

子どもの頑張っているところを見かけたら、少しでも声をかけてあげてください。

健康面に気を遣ってくれた言葉

・体調大丈夫か?

・頑張りすぎないでね。

・お弁当○○が好きなの入れといたよ

・睡眠はしっかりとるんだよ

・加湿器用意しようか?

・夜食作ってあげようか?

・何かできることある?

「生活面のサポート」をしてくれると、勉強に集中できてうれしいという意見がありました。

毎日のご飯を時間通りに作ってくれることや、弁当を毎日作ってくれることに感謝をしている受験生はたくさんいます。

受験当日にベストなコンディションで試験に向かえるように、健康面にも気を遣ってあげてください。

志望校について分かってくれる言葉

・行きたいところに行っていいからね

・○○の志望校のこと調べたよ

・○○の志望校いい学校だね

・お金のことは気にしなくていい

・オープンキャンパス一緒に行かない?

受験生は親に「志望校の入試制度」や「受験のスケジュール」などを把握しておいてほしい傾向があります。

また、志望校について理解してくれたり、一緒に調べてくれたりすると安心します。

親が志望校を分かっていてくれると、家族で協力して受験を乗り越えることができます。

お金の話などもあるので、志望校については親子で共通認識を持っておくことが大切です。

何気ない日常の言葉

・おはよう

・おやすみ

・お疲れ様

・おかえり

・いってらっしゃい

さくら

お母さんの毎日の「いってらっしゃい」がすごく支えになった!

普段の生活の、何気ない会話が支えになったという意見もありました。

受験当日もいつも通りに送り出してくれたことが、緊張をほぐして実力を発揮できた」という意見もあり、安定した日常生活が精神面での安定を生んでくれます。

日常の些細なあいさつなどが、受験生の心の支えにつながるので積極的に声かけをしていきましょう。

純粋な応援・励ましの言葉

・○○なら大丈夫!

・最後まで頑張れ

・応援してるよ

・自分の力を信じなさい

・後悔しないようにな

・今までの頑張りをぶつけてこい!

純粋な応援の気持ちというのも、受験生にとっては力になります。

ただし、言いすぎるとプレッシャーになるのでほどほどにしましょう。

また、これらの言葉は入試直前のブーストとして声かけしてやったほうが効果的です。

どれだけ勉強しても試験本番は緊張するので、家族の応援の言葉は何よりも力になります。

試験に向かう子どもに対する、親のシンプルな「頑張れ」の一言でもかなり子どもは頑張れます

言葉以外で嬉しかったこと

・入試前にお守りをくれた

・いつも笑顔で接してくれた

・かつ丼を作ってくれた

・成績が落ちても見守ってくれた

・毎朝起こしてくれた

・試験前にLINEで応援してくれた

・いつも話を聞いてくれた

・親もセンター試験を受けていた(笑)

僕自身も入試前に親にお守りをもらったことが、心を安定させてくれました。

子どもはとにかく親に信頼されたい、期待に応えたいと思って勉強を頑張っています。

親ができることは見守りつつ、適度に心配して「ちゃんと見ているよ」という態度を示してあげることです。

新堂ハイク

受験は子どもも大変ですが、親もなかなか大変です。

心配でも、まずは自分のお子さんを信じてやってください。

子どもはその信頼にこたえるために、頑張ってくれるはずです。



受験生にしてはいけない声かけ

受験期の子どもは繊細なので、親の声かけ一つで精神を病んでしまうこともあります。

ここでは受験期に親から言われた嫌な言葉をあげるので、参考にしてください。

他との比較の言葉

・お兄ちゃんは国立大学だったのに

・○○君はどこの大学受けるの?

・他の子はどんな感じなの?

・従兄の○○に比べてうちの子は…

・私が受験生だったころは~

さくら

そんなこと言われても私は○○みたいにできないし…。

兄弟や親戚、友人と比較される言葉を言われると勉強のモチベーションが下がります。

比較するなら他の誰かではなくて、過去の子ども自信と比較して成長をほめてあげてください。

ネガティブな言葉

・志望校変えたら?

・無理なんじゃない?

・この時期にこの成績じゃちょっと…

・なかなか成績伸びないね。

・もう○○大はあきらめなさい

さくら

そんなことわざわざ言わなくてよくない?

このようなネガティブな言葉を言ってしまうと、余計に頑張らなくなってしまいます

状況が悪くても、成績が上がらなくても、じっと子どもの頑張りを待つというのは難しいことかもしれませんが、子どもが根をあげる前から親があきらめてはいけません

どのような状況でも、親はポジティブにとらえて応援してやることが大切です。

過干渉

・もっと勉強しないとダメじゃない

・勉強のために部活をやめなさい

・そんなにダラダラしてていいの?

・成績このままで大丈夫なの?

・受験にどれだけお金かかっているかわかってるの?

・○○大学を受験しなさい

さくら

そんなこと言われなくても分かってるよ…!

心配になる気持ちは分かりますが、過干渉は完全にNGです。

言われなくても分かっていること」をわざわざ言われると誰でもストレスになります。

実際、ダラダラしているように見える子どもを見ると発破をかけてやりたい気持ちも分かります。

しかしここで我慢して見守ることができるかどうかが、受験成功のカギになることもあります。

もちろん子どもの性格を考慮して声かけをしなければなりませんが、過干渉を心地よいと受け入れる子どもは多くありません

新堂ハイク

何度も「勉強しなさい」というと逆に効果が薄れます。

普段何も言わない親が「勉強しなさい」というと、子どもは危機感を持ちます。

このあたりのバランスが大切です。

無関心

・志望校のことを全く分かっていなかった

・模試の結果だけ聞かれた

・どこでもいいから受かってね

・話を聞いてくれない

さくら

私、何のために頑張ってるんだろう…

無関心も子どもを不安にさせるのでNGです。

「頑張っても認めてくれない」ことが子どもの人格形成に悪影響であることは、科学的にも証明されています。

せめて子どもの志望校の情報くらいは把握しておいて、時々確認するのが良いです。

その他の嫌だったこと

・いつも不安そうな顔をしていた

・妹は私立OKだけど自分はダメだった

・模試の結果を軽視された

・息抜きのゲームに文句を言われた

・正論で詰められた

・合格したら○○買ってくれるという約束を守ってくれない

過干渉はしてほしくないけど、ほったらかしも嫌!というのが子どもです。

特に高校生は一見大人に見えるかもしれませんが、まだまだ精神的に未熟なところがあるので親のサポートが必要不可欠です。

普段からコミュニケーションをしっかりとる、信頼するということが子どもの精神面の安定につながります。

新堂ハイク

親だって子どもだって失敗することはあります。

完璧な対応なんてものはなかなかできませんが、誠意を見せることはできます。

まずはお子さんを信じて見守ってあげてください。

【受験生なのにゲームばかり?】保護者の方必見!受験とゲームの上手い付き合い方

入試直前には特に注意!

入試直前の声かけには特に注意してください。

直前はポジティブな声かけをして、いつも通りを意識してあげましょう。

実力を100%発揮できるように、親ができるサポートは何でもしてあげてください。

受験生への声かけのコツ

〇受験生が喜ぶ声かけ
 ・頑張りを認める言葉
 ・健康面に気を遣う言葉
 ・志望校への理解の言葉
 ・日常のあいさつなどの言葉
 ・純粋な応援や励まし

〇受験生が嫌な声かけ
 ・他との比較の言葉
 ・ネガティブな言葉
 ・過干渉
 ・無関心

新堂ハイク

以上で本記事は終了です!

さくら

最後までご覧いただきありがとうございました!