こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!
定期テストの成績を短時間で上げたい!
中学生・高校生にとって「定期テスト」は学校生活の中で最重要課題と言えます。
1~2週間前から勉強なんてできません!
前日からでも80点以上取りたいです!
結論、前日の勉強からでも80点以上取ることは可能です。
私立高校で教師をしている僕が断言しますが、定期テストの本質は「暗記」です。
定期テストには「授業でやったこと」しかでないということを理解して、短時間でサクッと高得点を取っていきましょう。
・定期テストの勉強を始める前の準備
・教科別の勉強法
・NGな定期テストの勉強法
・定期テストの勉強を受験につなげるコツ
現役教員という「テストを作る側の人間」の視点から解説するので、「定期テストの勉強法」で悩んでいる中学生・高校生のあなたにもきっと役に立つと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
著者 新堂ハイク 29歳 ・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任) ・難関大受験、小論文指導実績500人以上 ・教育メディア運営6年(月間10万PV) ・執筆300記事以上、掲載企業50社以上 実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!
定期テストの勉強を始める前の準備
前日からの勉強と言っても、やみくもに教科書やワークをやっても80点越えは難しいです。
短時間の勉強で高得点を取るには、しっかりとした下準備が必要なのでここはサボらないように!
・勉強に集中できる環境を整える
・勉強に必要なものを用意する
・傾向を把握し、計画を立てる
・定期テストの必勝法
1~2週間前から勉強するのが難しくても、前日までには勉強するための準備を整えるようにしておきましょう。
勉強に集中できる環境を整える
・睡眠時間の確保
・勉強時間の確保
・勉強机の整理
前日からの勉強で高得点を取るためには、しっかりと集中して勉強する必要があります。
その為に前日までに「集中できる環境」を用意しておくことが大切です。
睡眠時間の確保
7時間半の睡眠時間
脳の活動を最大限に引き出すために、テスト期間中は「7時間半」の睡眠時間を確保しましょう。
・テストが午前中で終わって早く帰る
↓
・帰ったらすぐに寝る
↓
・夜に起きて勉強する
↓
・寝不足or徹夜で翌日のテストを受ける
「学校から帰ってきてすぐに寝る」をやってしまう人は、いつまでたっても成績が上がりません。
1~2週間前から計画的に勉強できていれば問題ないのですが、「前日から80点以上の高得点を取る」ためには、1日でテスト範囲の大部分を暗記しなければなりません。
「暗記」するためには「睡眠」が必要不可欠ですので、「徹夜で勉強」は一番頭の悪い勉強の方法です。
人間は「夜に寝ることで覚える」ということを忘れないでください。
テスト期間中は早く帰れるので「帰ったらまず寝る」という人は、かなり多いです。
でも本当に80点以上を取りたいなら、「睡眠は夜に7時間半」を忘れないでください。
勉強時間の確保
1教科あたり3時間程度
ニガテや得意の度合いによって変えても大丈夫ですが、1教科あたり3時間程度の勉強時間は確保してください。
中間テストと期末テストでは科目数が違いますが、基本的に1日3科目よりも多くテストが行われることはありませんので、翌日に3科目テストがあるとして睡眠も含めた最大の勉強時間が1科目3時間程度ということです。
翌日のテストが1~2科目であれば、もっと勉強時間を増やしましょう。
以下は次の日に「現代文」「日本史」「数学」のテストがある場合の、理想的なタイムスケジュールです。
午前中でテストが終わり、帰宅して昼食を食べてから勉強スタートと考えます。
タイムスケジュール | 勉強内容 |
---|---|
13:00~16:00 | 現代文 |
16:00~17:00 | 1時間休憩 |
17:00~19:00 | 数学 |
19:00~20:00 | 食事・風呂など |
20:00~21:00 | 数学 |
21:00~24:00 | 日本史 |
24:00~7:30 | 就寝 |
問題演習が中心の「現代文」や「数学」は昼頃に、暗記が中心の「日本史」は夜にするのがベストです。
また、勉強内容はバラけさせずには1教科に一点集中してやる方が、効率的に覚えることができます。
1日で9時間も勉強するのは、かなりキツイです…。
急に長時間勉強するのはかなり大変ですが、1日17時間勉強していた僕が「誰でもできる自宅で10時間勉強できる7つの方法」を紹介していますので、そちらも参考にどうぞ。
あくまで前日から80点以上を狙う勉強法なので、1~2週間前に勉強できていればここまで長時間勉強する必要はありません。
勉強机の整理
誘惑になるものを隠す
自分の部屋の中や勉強机の上は、しっかりと整理されていますか?
まず「マンガ」「ゲーム」「テレビ」「スマホ」「布団」などの勉強の邪魔をする誘惑になるものは見えないところに隠しておかなければなりません。
・ちょっと休憩に漫画を読もうかな・・・
・疲れたし少しベッドで横になろう
・テレビでも見るか
・スマホに通知が溜まってる!
こうなったら終わりです。
見えなければ意識することもないので、テスト期間の5日間くらいはこれらの誘惑を断ち切る努力をしましょう。
勉強に必要なものを用意する
よし!勉強するぞ!
あれ、教科書どこだっけ?ワークの答えは?プリントも…。
っていうか、テスト範囲どこまで?
こうなってしまったら“詰み”ですね…。
・教科書
・ノート
・ワーク
・授業で使用したプリント
・テストの正確な範囲
テスト前日までにこれらを用意しておかないと、大幅なタイムロスになります。
もしノートが未完成だったり、ワークの答えが写せていなかったりしたら、前日までに友達に見せてもらって完璧な状態にしておきましょう。
傾向を把握し、計画を立てる
教師の作るテストというものは、ある程度「型」のようなものが決まっています。
教師によってテストの作り方は違いますが、毎回新しいやり方でテストを作る時間などないので、前回のテストと同じような大問構成、出題方法といった傾向が決まっています。
例
数学→ワークから10問程度
教科書の基本問題が数字を変えて10問程度
英語→並び変え問題は必ず出る
国語→授業中のプリントの問題から出る
これまでのテスト問題から「どこを勉強すれば効率よく得点できるか」を理解していれば、短時間で高得点も可能になります。
捨てている人がほとんどだと思いますが、過去のテストはできるだけ残しておいた方が役に立ちます。
初回のテストはこういった傾向がつかめませんが、それは他の人も同じなのでそこまで気にする必要はありません。
学年の成績上位者は、もれなくこの「テストの出題傾向」をよく理解して「どこを勉強すれば点が取れるか」が分かっています。
「どこを勉強すれば点が取れるか」を理解したら、次は「勉強の計画」を立てます。
1教科当たり3時間程度の勉強時間を確保しているとして、3時間を何に割り振るかを決めていきます。
ここでも「現代文」「数学」「日本史」のテストが翌日にあるとします。
教科 | 勉強内容 | 時間配分 |
---|---|---|
現代文 | 漢字・語句の暗記 教科書を読み込む プリントの問題の暗記 作者等の細かい部分の確認 | 1時間 30分 1時間 30分 |
数学 | 公式の確認 教科書の例題 ワークの問題演習 授業ノートの確認 | 30分 30分 1時間 1時間 |
日本史 | テスト範囲を大まかに把握 教科書を読み込む ノートの重要部分の暗記 覚えていない箇所を書きだす 最終暗記 | 30分 30分 1時間 30分 30分 |
このように細かく計画を立てることで「次は何をしよう」と考えなくてよくなります。
その分、勉強にフルで集中できます。
勉強計画が立てられたら、あとは勉強あるのみです!
➡1日17時間勉強した僕が【効率的な勉強計画の立て方】を解説!
➡【勉強が始められない人必見!】やる気が必要ない勉強の仕方を解説!
定期テストの必勝法
2週間前から勉強を始める
これができれば、ほぼ確実に学年トップ10に入れます。
なぜなら2週間前から勉強する人はほぼいないからです。
2週間あればテスト範囲の総復習も可能ですし、分からないところを時間をかけて理解できるので、精神的にも余裕をもってテストに臨むことができます。
それができれば苦労しないし、もう時間もないし…。
「部活」「習い事」「趣味」「友達付き合い」などで忙しかったり、そもそも追い込まれないとやらないという人もいますよね。
でも「他の人がやらないからこそ、やれば簡単に差がつく」と現役の高校教師の僕は思います。
「短時間で高得点を取る」というこのページのテーマとは逆の考え方ですが、時間に余裕があるときに思い出して試してみてください。
「2週間前からテスト勉強を始める」、たったそれだけで人生が変わるかもしれませんよ。
教科別の定期テスト勉強法
定期テストの勉強を始める前の準備を整えても、勉強しなければ点数を取ることができません。
ここでは「主要五教科の教科別の勉強法」を解説します。
基本的に「前日の3時間」を想定したタイムスケジュールにしていますので、時間に余裕があれば各勉強内容の時間を伸ばしてください。
その前に覚えておいて欲しいことが「定期テストの本質は暗記」であるということです。
定期テストの本質は暗記
受験と違い、定期テストは「出題範囲が決まっているテスト」です。
さらに出題範囲は授業中の内容のみで、授業をどれだけ理解しているかを確認し、成績をつけるためのものです。
応用問題などもすべて授業の範囲内で作らなければなりませんし、実力問題を多く出し過ぎると授業内容の理解度を見ることができません。
応用問題や実力問題の出題が少ないということは、暗記だけで乗り切ることができるということです。
なので定期テストの勉強では「どれだけ覚えられるか」が重要になるので、最初に触れたように睡眠時間も絶対必要になります。
何度も言いますが、徹夜で勉強だけはダメ絶対ですよ!
国語の定期テスト勉強法
まず現代文ですが「現代文は満点を狙う科目ではない」ということを頭に入れてください。
記述がある現代文は、数学や他の科目のように「定まった答え」がなく満点を取るのはかなり難しいので、80点以上取れたら合格と考えましょう。
具体的には、以下のタイムスケジュールで勉強すればOKです。
時間配分 | 現代文の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 通読し、漢字・語句の意味を抑える |
1時間 | 模範解答の暗記 |
1時間 | 作者・関連作品、+αの部分を抑える |
➡【現代文のテスト勉強】国語教師が教える3時間で80点以上取れる勉強法!
次に「古文」「漢文」の勉強法ですが、テスト範囲の文章を全て現代語訳できることが前提です。
時間配分 | 古文・漢文の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 文章を読んで、現代語訳を覚える |
1時間 | 模範解答の暗記 |
1時間 | 重要単語、文法の暗記 |
古文・漢文は文法問題で基本的なことを問われるので、基礎の部分をしっかり暗記しておくと取りこぼしがなく、高得点を狙えます。
定期テストの古文・漢文では、そこまで長文の問題は出題されないので、物語の流れなども暗記しておくと、テスト中に読解する必要がなくなるのでかなり有利になります。
➡【古典のテスト勉強】3時間で80点以上取れる勉強法を教えます!
英語の定期テスト勉強法
英語は「単語」「文法」「長文の現代語訳」の3つをしっかり暗記すれば、短時間で高得点が可能です。
時間配分 | 英語の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 新規英単語・文法の暗記 |
1時間 | 出題文章の現代語訳の暗記 |
1時間 | ワーク等副教材の演習 |
英語のテストでは新しく出てきた英単語や、重要な文法事項の問題がほぼ必ず出題されるので、「つづり」「意味」の2つを確実に覚えましょう。
定期テストでは教科書の文章がそのまま出てくるので、すべてを現代語訳できるようにすれば怖いものはありません。
・穴埋め問題
・単語の並び替え問題
・現代語訳
これらの問題がよく出ますが、すべて現代語訳できるようにすればすべてに対応できます。
最後にワークなどの副教材で、新しく習った単元などの問題演習をすればOKです。
数学の定期テスト勉強法
数学は問題演習がメインで暗記の要素は少ないと思われがちですが、定期テストでは「解法の暗記」が最も短時間で高得点を狙える勉強法です。
特に、教科書の例題や基本問題の解き方をしっかりと理解して、数字が変わっていても対応できるように暗記していきましょう。
時間配分 | 数学の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 教科書の例題・基本問題の演習 |
1時間 | 間違えた問題を重点的に演習 |
1時間 | ワークを2~3周解く |
解き方を理解して暗記しながら、問題演習を繰り返していくことがメインになります。
特にワークの問題を完璧に理解できるようにすれば、短時間で高得点は現実的に狙えます。
数学の定期テストでは「模範解答の暗記」はNGです。
教科書の基本問題でも、そのまま出題されることはほぼなく、必ず数字を変えて出題されます。
「答えの暗記」ではなく「解き方の暗記」ということを忘れないでください。
理科の定期テスト勉強法
理科は重要事項の暗記と、実験問題・計算問題の演習の2つがメインです。
時間配分 | 理科の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 授業プリント・ノートの確認 |
1時間 | ワーク等で問題演習 |
1時間 | 教科書を読み込んで最終確認 |
授業で配られたプリントやノートから多く出題されるので、まず教科書と並行しながら、全範囲を確認していきます。
ワーク等で問題演習をしながら重要な単語などを覚えていくと、理解が早く効率的に暗記できます。
物理や化学、地学などの計算問題は、数学と同じ要領で解法の暗記を意識しながら問題演習を繰り返しましょう。
最後の1時間は、間違えた問題を重点的に演習するのでもOKです。
社会の定期テスト勉強法
完全暗記科目の社会は、夜に勉強するのがオススメです。
寝る前の時間に覚えたことは、寝ている間に最も記憶に定着しやすいということが分かっているので、翌朝の確認とセットで夜に暗記していきましょう。
時間配分 | 社会の勉強内容 |
---|---|
1時間 | 授業プリント・ノートの確認 |
1時間 | 教科書を熟読 |
1時間 | ワーク等で問題演習 |
暗記科目とは言っても、ノートを見て覚えたり重要な言葉を書きだしたりという方法だけでなく、問題演習は絶対にやりましょう。
基本的に「見る」「書く」という作業よりも、問題を通して頭を使って暗記した方が記憶に残りやすいです。
もし問題やワークがなければ、自分でどのような問題が出そうかという視点で考えてみましょう。
副教科の定期テスト勉強法
副教科の勉強も基本的に「暗記」がメインです。
ただ、副教科のテストが行われるのはだいたい期末テストで、範囲がかなり広いという問題もあります。
副教科の扱いについては、中学生と高校生で大きく違います。
中学生の副教科
・内申点に影響が大きいので、簡単には落とせない。
・範囲が広く暗記に時間がかかるので、前日よりも前から勉強をするのが良い。
高校生の副教科
・学校の成績で推薦を狙う場合は、高得点を狙う。
・一般で大学受験をする場合は、必要ないので赤点を取らない程度に勉強する。
進学校の高校では2年生から副教科が無くなる学校も多く、重要度はあまり高くありません。
ただ、中学生と推薦狙いの高校生は点数を落とせないので、1週間前から計画的にやる必要があります。
NGな定期テストの勉強法
あまり効果的ではないのに、ついやってしまいがちな「NG勉強法」を解説します。
もし当てはまっていたら、改善するようにしてください。
・徹夜で勉強
・ノートのとり方にこだわる
・音楽を聴きながら勉強
・解答を見て満足
徹夜で勉強
・記憶が定着しない
・集中力がなくなる
・体力が回復できない
・生活リズムが狂う
徹夜で勉強をすると達成感があり、なぜかテストがうまくいきそうな感じがしますが、寝ていないので記憶が定着せず完全なる逆効果です。
テスト期間中に返ってきてすぐ寝る人は、徹夜で勉強をやりかねないので、気を付けてください。
でも、どうしても眠くなります…。
そんな人は「カフェ」でコーヒーを飲みながら勉強するのがオススメです!
➡【勉強できるカフェ】現地調査からおすすめランキングを徹底解説!
カフェには人の目が合って寝ることはできませんし、コーヒーに含まれるカフェインは眠気を覚ましてくれる効果があります。
ノートのとり方にこだわる
ノートをキレイにとることにこだわり過ぎて、授業内容が頭に入っていない人は意外と多いです。
ノートは勉強の「手段」であって「目的」ではありません。
ノートをキレイにとればテストでいい点が取れるとは限りませんし、ノートが汚くても授業内容を理解してしっかり暗記できていれば高得点は普通に取れます。
・テストの度にまとめノートを作っている
・何色も色ペンを使ってカラフルにしている
・字をキレイにすることを気にして、ノートをとる速度が遅い
もちろん個人差はありますし、ノートをキレイにとることで見返しやすくなって勉強効率が上がることもありますが、ノートをキレイにとっているのに成績が悪い人は一度立ち止まって考えてみましょう。
ノート提出による平常点などもありますが、成績の大部分を占めるのはテストの点数なので、ノートに時間をかけるのは効率が悪いと思います。
音楽を聴きながら勉強
「好きなアーティストの曲」のような歌詞のある音楽を聴きながら勉強している人は、内容が頭に入ってこないので効率が悪いです。
定期テストの本質は暗記で、暗記をするのに歌詞のある音楽は完全に邪魔になります。
でも、好きな曲を聞かないとモチベーションが続かないです…。
そういう人は勉強前のスタートダッシュとして聴くか、休憩中に聞くかにしましょう。
また以下のような音楽なら、暗記の邪魔をしないので聴いても大丈夫です。
・波の音などの環境音
・BGM
・クラシック音楽
・ヒーリングミュージック
➡【勉強中に音楽を聴くのはアリ?】現役教師が音楽の効果を徹底解説!
解答を見て満足
分からない問題でずっとつまづいているより、解答を見てしまった方が確かに勉強効率は良いです。
「分からない」というのはストレスになって、集中力をなくす原因になります。
ただ、解答をみて満足してしまって、同じような問題がテストに出たときに解けないようでは意味がありません。
解答を見るときは「なぜその答えになるのか」をしっかり理解して、時間をおいてもう一度解きなおすようにしましょう。
定期テストを受験につなげるために
受験と定期テストは違いますが、定期テストの勉強の仕方は受験にも役立ちます。
最後に、定期テストをしっかりと受験に結びつけるためのコツを解説します。
学校の成績の大部分は定期テスト
成績の7~8割は定期テストで決まります。
中学生であれば内申点は受験に大きな影響をもたらすので、定期テストの勉強がそのまま受験につながります。
高校生でも推薦で受験を考えている人にとっては、学校の成績がすべてなので定期テストはしっかり勉強しましょう。
勉強習慣を失わないことが大切
私は一般入試で大学に行くから定期テストは関係ないし、1年生の頃の内容なんて3年生には忘れてるから頑張っても意味なくない?
一般入試で大学に行く人にとって定期テストはあまり意味のないもののように思われがちですが、定期テストの勉強で身につく「勉強習慣」は受験勉強において必須です。
これまで勉強をサボってきた人が、受験生になったからと言って急に1日何時間も勉強できませんよね?
人間は習慣にないことをするのがかなり大変で、急に早起きができないように、急に長時間勉強もできません。
一般入試で大学に行く人も、勉強習慣を失わないように定期テストの勉強は真剣にやりましょう。
定期テストの勉強で身につく力
・傾向分析力
・計画性
・勉強習慣
・忍耐力
・成功体験
定期テストの勉強で身につく力は、受験勉強にも必須なものが多いです。
特に「成功体験」という「頑張って結果を出す」ことができたかできないかが、最後の最後で「自分を信じられるか」につながります。
定期テストで「学年○位に入る」などの目標を立てて、それを達成できた人は受験でも自信をもって本番に臨むことができます。
逆に定期テストをナメて全く結果を出さずにいた人は、「自分は本当に志望校に行けるのか…?」と自分を疑ってしまい、100%の力を発揮できません。
人生は「何かに勝つ」という「成功体験」を積んでいかないと、自信が得られなくなってここ一番で怖気づいてしまいます。
定期テストはそんな「成功体験」を積めるチャンスです。
できるだけ頑張って結果を出しましょう。
以上で本記事は終了です!
最後までご覧いただきありがとうございました!