こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!
MARCHに逆転合格したい!
そう考えている高校生に、現役の高校教師の僕が逆転合格までの具体的な受験戦略と勉強法を徹底解説します!
「今のままの勉強方法で大丈夫かな…」
「本当に自分はMARCHに行けるのかな…」
大丈夫です!
正しい受験戦略と勉強法があれば、MARCHに逆転合格は十分可能です!
・MARCHの偏差値
・MARCHの合格率と倍率
・MARCHの最低点と得点率
・勉強時間、勉強法、参考書
・MARCH逆転合格の体験談
・本気でMARCHに受かりたいへの裏技
MARCHに逆転合格するための情報がすべてここにありますので、ぜひ最後までご覧ください!
著者 新堂ハイク 29歳 ・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任) ・難関大受験、小論文指導実績500人以上 ・教育メディア運営6年(月間10万PV) ・執筆300記事以上、掲載企業50社以上 実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!
MARCHの偏差値
MARCHとは東京の難関私立大学をまとめた造語です。
・M…明治大学
・A…青山学院大学
・R…立教大学
・C…中央大学
・H…法政大学
※ここにG(学習院大学)を加えて「GMARCH」と呼ばれることもあります。
関西の難関私学群の関関同立と同等と言われる、トップレベルの難関私学で就職にも強いブランド力があり、世間的には高学歴の部類です。
MARCH文系の偏差値
文系学部全体の偏差値を高い順に並べると、以下の通りです。
立教大学 | 60.0~67.5 |
明治大学 | 60.0~65.0 |
青山学院大学 | 57.5~65.0 |
法政大学 | 57.5~65.0 |
中央大学 | 57.5~62.5 |
文系の学部で比較すると、立教大学が全体の偏差値の平均ではMARCHの中で一番高いことが分かります。
入りやすさで言うと、文系では中央大学が一番平均の偏差値が低いので狙い目であると言えます。
MARCH理系の偏差値
明治大学 | 55.0~60.0 |
青山学院大学 | 55.0~60.0 |
法政大学 | 55.0~60.0 |
立教大学 | 55.0~57.5 |
中央大学 | 55.0~57.5 |
理系学部の比較では、明治・青学・法政が同程度で、一段下がって立教と中央という数値です。
学部によって入試難易度が違うので、理系学部は偏差値だけで一概に比較するのは難しいと言えます。
MARCH合格に必要な偏差値は55~60
・MARCH文系学部全体の偏差値
57.5~67.5
・MARCH理系学部全体の偏差値
55~60
MARCHに合格するための最低偏差値は、文系で57以上・理系で55以上であるということが分かります。
う~ん、そういわれても偏差値って計算方法がよく分かんないし、他にもデータはないんですか?
もちろんあります!
次は、MARCHの合格率と倍率を徹底解説します!
MARCHの合格率と倍率
2021年度のMARCHの合格率と倍率は、以下の通りです。
大学名 | 合格率 | 倍率 |
明治大学 | 26% | 3.8 |
青山学院大学 | 28% | 3.5 |
立教大学 | 非公開 | 非公開 |
中央大学 | 27% | 3.6 |
法政大学 | 23% | 4.3 |
※立教大学は公式で非公開
MARCH全体では各大学によってあまり差はありません。
合格率を見ると、MARCHはどの大学も30%未満であるので難関私学たる所以が分かります。
倍率は3~4倍なので、多くの高校生が受験をする人気大学であることも分かります。
合格率が最も高い…青山学院大学
合格率が最も低い…法政大学
倍率が最も高い…法政大学
倍率が最も低い…青山学院大学
一概には言えませんが、全体的なデータだけを見ると合格率が最も高く、倍率が最も低い「青山学院大学」がMARCHの中で最も入りやすい大学であると言えそうです。
ただし、入試年度によって倍率も合格率も変わるので注意が必要です。
明治大学の合格率約26%・倍率3.8
合格率26%ということは、おおよそ受験した4人に1人が合格できるという計算です。
学部の倍率は3.8とMARCHの中では最も高く、人気のある大学であることが分かります。
なかでも明治大学は文系学部が人気で、法・経済・商の学部に受験生が集まっています。
【参考:明治大学公式サイト】
青山学院大学の合格率28%・倍率3.5
合格率28%ということは、おおよそ受験した3人に1人が合格できるという計算です。
倍率は3.5倍とMARCHの中では一番低いので、近年は人気が落ちていると言えそうです。
しかし受験生にとっては狙い目なので、これから上がる可能性もありそうです。
【参考:青山学院大学公式サイト】
立教大学の合格率・倍率は非公開
立教大学は公式で入試データを非公開にしているので、詳しい内容は分かりませんが、恐らく合格率は20%~30%以内で、倍率も3~4倍と他のMARCHとあまり変わらないと思います。
同じMARCHのくくりなので、立教大学だけ合格率や倍率が全然違う、というようなことはありません。
詳しくは立教大学公式サイトをご覧ください。
中央大学は合格率27%・倍率3.6
合格率27%ということは、おおよそ受験した4人に1人が合格できるという計算です。
これはMARCHの中では高い方です。
また、倍率は3.6とMARCHの中では中間くらいに位置していると言えます。
【参考:中央大学公式サイト】
法政大学は合格率23%・倍率4.3
合格率23%ということは、おおよそ受験した4人に1人が合格できるという計算です。
倍率は4.3とMARCHの中では一番高く、2021年度入試では法政大学が一番入試難易度が高かったと言えます。
【参考:公式サイト】
MARCHの学部ごとの難易度ランキング
倍率に注目して、MARCHの学部ごとの難易度を高い順にランキングにしました。
大学・学部名 | 倍率 |
立教大学 異文化コミュニケーション学部(一般入試) | 16.4 |
青山学院大学 総合文化政策学部(一般入試) | 14 |
法政大学 国際文化学部(センター試験) | 12.7 |
青山学院大学 社会情報学部(センター試験) | 12.3 |
青山学院大学 地球社会共生学部(一般入試) | 11.8 |
最も倍率が高いところは16倍と、100人に6人程度しか合格しないので激戦の学部であると言えます。
また、倍率の低い順のランキングは以下の通りです。
大学・学部名 | 倍率 |
明治大学 政治経済学部(センター試験) | 2.3 |
中央大学 法学部(センター試験) | 2.8 |
明治大学 法学部(センター試験) | 3.1 |
ただし「明治の政経・法」「中央の法」は偏差値がMARCHの学部の中でもかなり高い方です。
なので、実際の入試難易度は倍率ほど低くありません。
このように倍率だけをみて受験を決めるのはダメで、しっかり学部ごとの情報を集めるのが大切です。
合格率・倍率は年度によって違う
気をつけなくてはならないのは、合格率・倍率は年度によってバラツキがあるということです。
2021年度入試は青山学院大学が最も入りやすく、法政大学が最も入りにくいという結果になりましたが、常にそういうわけではありません。
また、全体的なデータなので学部・学科ごとにみるとまた違ってきます。
MARCHに逆転合格を目指すなら、自分の受験する学部をしっかりと見極めて、情報を集め続けることが大切です。
MARCHの合格最低点と得点率
MARCHに逆転合格するために、合格最低点と得点率を知っておくことは大切です。
得点率とは100点中何点取れば合格最低点に届くか、という目安です。
大学名 | 合格最低点 | 得点率 |
明治大学 | 192点 | 60%~ |
青山学院大学 | 245点 | 70%~ |
立教大学 | 非公開 | 70%~ |
中央大学 | 192点 | 57%~ |
法政大学 | 197点 | 56%~ |
合格最低点は満点ごとに違うので、注意が必要です。
全体的な得点率の低さで言えば、中央大学と法政大学は60%を下回っても受かる学部があるので、難易度は低いと言えます。
では、各大学の学部ごとの合格最低点と得点率を解説します。
明治大学の合格最低点と得点率
学部 | 満点 | 合格最低 | 得点率 |
法学部 | 350 | 255 | 73% |
商学部 | 350 | 217 | 62% |
政治経済学部 | 350 | 221 | 63% |
経営学部 | 350 | 219 | 63% |
文学部 | 300 | 195 | 65% |
国際日本学部 | 450 | 342 | 76% |
農学部 | 360 | 232 | 64% |
理工学部 | 360 | 360 | 66% |
総合数理学部 | 320 | 192 | 60% |
情報コミュニケーション学部 | 300 | 300 | 66% |
明治大学に合格するには、得点率で言うと60%~70%必要ということが分かります。
【参考:明治大学公式サイト】
青山学院大学の合格最低点と得点率
学部 | 満点 | 合格最低 | 得点率 |
法学部 | 350 | 281 | 80% |
教育人間科学部 | 350 | 279 | 80% |
経済学部 | 350 | 278 | 79% |
経営学部 | 350 | 281 | 80% |
文学部 | 350 | 273 | 78% |
国際政治経済学部 | 350 | 285 | 81% |
総合文化政策学部 | 350 | 272 | 78% |
理工学部 | 400 | 268 | 67% |
社会情報学部 | 350 | 274 | 78% |
地球社会共生学部 | 350 | 265 | 75% |
コミュニティ人間科学部 | 350 | 245 | 70% |
青山学院大学に合格するには、得点率で言うと70%~80%必要ということが分かります。
入試で8割以上取らなければ合格できない学部もあるので、青山学院大学は近年難化が進んでいる傾向にあることが分かります。
【参考:青山学院大学公式サイト】
立教大学の合格最低点と得点率は非公開
立教大学は、公式サイトで合格最低点を公開していません。
ただ、立教大学全体のレベルはMARCHの中でも中位なので、70%~75%の得点率が必要と考えられます。
中央大学の合格最低点と得点率
学部 | 満点 | 合格最低点 | 得点率 |
法学部 | 350 | 200 | 57% |
経済学部 | 350 | 231 | 66% |
商学部 | 350 | 221 | 63% |
文学部 | 350 | 212 | 60% |
総合政策学部 | 250 | 173 | 69% |
国際経営学部 | 300 | 209 | 70% |
国際情報学部 | 250 | 250 | 77% |
理工学部 | 300 | 193 | 64% |
中央大学に合格するには、得点率で言うと60%~75%必要ということが分かります。
【参考:中央大学公式サイト】
法政大学の合格最低点と得点率
学部 | 満点 | 合格最低点 | 得点率 |
法学部 | 350 | 197 | 56% |
文学部 | 350 | 218 | 62% |
経済学部 | 350 | 222 | 63% |
社会学部 | 350 | 226 | 65% |
経営学部 | 350 | 220 | 63% |
国際文化学部 | 350 | 301 | 86% |
人間環境学部 | 350 | 227 | 65% |
現代福祉学部 | 350 | 220 | 63% |
キャリアデザイン学部 | 350 | 197 | 56% |
グローバル教養学部 | 300 | 228 | 76% |
スポーツ健康学部 | 350 | 230 | 66% |
情報科学部 | 400 | 256 | 64% |
デザイン工学部 | 450 | 296 | 66% |
理工学部 | 450 | 291 | 65% |
生命科学部 | 450 | 283 | 63% |
法政大学に合格するには、得点率で言うと60%~70%必要ということが分かります。
【参考:法政大学公式サイト】
データを見たら、MARCHのどの学部を受験するか見えてきました。
でも、どれくらい勉強すればいいんですか?
次はMARCHに合格するための勉強時間について解説します!
MARCHに合格するための勉強時間
MARCHに受かった受験生は、どれくらい勉強していたのでしょうか。
一般的に、難関大学に合格する受験生の勉強時間は約2000時間と言われています。
MARCHも難関大学に該当するので、目安としてはそれくらいですがもちろん学部によっても違ってきます。
上位学部の勉強時間は2000時間以上
・明治大学…法・商・経済
・青山学院大学…国際政治経済・法
・立教大学…異文化コミュニケーション
・中央大学…法
・法政大学…国際文化
上記のようなMARCHの上位学部は、入試難易度・得点率・倍率が高いので2000時間以上の勉強は必須になります。
それでも不合格になる受験生は毎年たくさんいるので、2000時間は目安で、もっと勉強時間が必要な人も多いでしょう。
MARCHの上位学部を志望している受験生は、早めに本格的な受験勉強を始めるべきです。
下位学部でも約1500時間は必要
MARCHは難関私立大学なので、1000時間以下の勉強時間では足りません。
下位学部でも1500時間、3科目受験として1科目あたり500時間の勉強時間が必要です。
平日4時間土日10時間の勉強時間で9.5ヶ月
1500時間の勉強時間を確保するためには、高3の4月から本格的な勉強を始めなければなりません。
受験勉強は早ければ早いほど有利になるので、すぐに勉強を始めましょう。
➡【MARCHは3ヶ月で受かる】高校教師が成功例と勉強法を徹底解説!
MARCHに逆転合格するための勉強法
では、MARCHに逆転合格するための具体的な勉強法を解説していきます。
・計画を立てる
・英語を重点的に勉強する
・理社科目は短期間で仕上げる
・国数なら数学を選択
計画を立てる
・受験する大学、学部、学科を決める
・受験に使う科目を決める
・科目ごとの勉強時間を確保する
・参考書やテキストをそろえる
まず決めることは「何をどれだけ勉強するか」です。
例
「明治大学」の政治経済学部
使用科目 英語 国語 日本史
満点 350
合格最低点 221
得点率63%
・点数配分
英語150点
国語100点
日本史100点
・目標点数 225~255
英語90~100点
国語65~75点
日本史70~80点
・勉強時間
英語は平日3時間
国語は平日1時間
日本史は土日に重点的に
このように目標から逆算して、
・何の科目で
・何点取るには
・何の参考書で
・何時間勉強するか
ここをしっかりときめることで、逆転合格に近づきます。
勉強計画の注意点
・完璧主義に陥らないようにする
・結果よりも内容に注目する
逆転合格を目指すなら、多少無理してでも勉強しなければと思うものですが、最初から全部うまくいくことなんてありません。
失敗しても繰り返し改善していく根気を持つことが、逆転合格を呼び寄せるのです。
また、計画通りの勉強が進まなくてもその都度計画を練り直して、効率的に勉強できるように改善しましょう。
本格的に受験勉強を始めたら「結果」ばかりが気になるところですが、それよりも「自分がどれだけできたか」に注目して、少しずつ進んでいくことが、最後まで勉強し続ける秘訣です。
英語を重点的に勉強する
・全学部共通でほぼ必須
・どの学部も配点が高い
・難易度が高い傾向にある
MARCHの合格のカギを握るのは「英語」です。
まずは英語の点数を上げるために、基礎からしっかりと勉強しましょう。
MARCHの問題は基本的に標準レベルなので、共通テストの単語・文法を完璧にマスターしておけば受験の基礎はできます。
そこから問題演習を通して、長文読解や英作文の力を鍛えていきましょう。
1.まず英単語帳と文法書を1冊完璧にする
2.志望学部の過去問を解く
3.過去問と現在の差を埋めるための計画を練る
4.問題演習を通して長文読解力をつける
このような流れで勉強していけば、確実にMARCHレベルの英語力はつきます。
MARCHの英語おすすめ参考書
1冊仕上げればMARCHの単語力はほぼ困らないレベルまで効率良く学ぶことができます。
単語数は2021個で1日50個程度のペースで覚えていって、40日程度で終わります。
英単語は一気に覚えようとするよりも、毎日継続して覚えていく方が記憶に残りやすいです。
MARCHレベルの英語文法の、基礎を身につけるのにオススメの参考書です。
左ページに問題、右ページに解説が載せられていて実践的な力をつけながら文法の知識を学ぶことができます。
この一冊を完成させれば、おおよその大学の入試は解くことができるようになる頼もしい参考書です。
MARCHレベルに適した長文読解対策の参考書です。
標準的な問題構成になっており、1題あたり500語の長さの長文が20題用意されています。
1日代取り組めば、20日で終わります。
長文読解をしながら、分からない単語や文法を確認していきましょう。
理社科目は短期間で仕上げる
理社は暗記科目なので、覚えれば覚えるだけ得点が上がります。
ここは確実に得点源にしたいところです。
・夏休みなどの長期休みを使って基礎を作る
・MARCH対策に特化した参考書を使う
・問題演習を通して苦手ポイントを埋める
理社科目は夏休みなどを使って、短期間で暗記してしまえば残りの時間を英語などの実力教科に充てることができるのでオススメです。
MARCHの理社科目は、教科書にないようなひねった問題をだすところも多いのでただ基礎ができただけでは高得点は望めません。
短期間で基礎を仕上げた後に、しっかり志望大学ごとの理社科目の出題傾向に慣れていきましょう。
国数なら数学を選択
国語が大得意という人以外は、文系でも数学が選択できるなら数学がオススメです。
成績の伸びやすさ
・数学>英語>国語
得点の安定しやすさ
・数学>英語>国語
国語(特に現代文)はとにかく成績が伸びにくく、安定して高得点をとるのが難しい科目です。
数学は点数を安定させやすく、勉強の成果が出るのも早いので数学を選択することをオススメします。
ただし、学部によって国語の配点が高いところや、数学の配点が低いところもあるので、志望学部の入試科目をしっかりと確認しましょう。
MARCHの数学おすすめ参考書
MARCHレベルの実践的な問題演習ができる、シンプルな参考書です。
難易度準にA・B・Cに問題が分かれており、基礎的な問題からハイレベルな問題までカバーしています。
計算問題に特化した、珍しい問題集です。
計算スピードを高めるためにオススメで、正確な計算を素早くするために一通り解いておきましょう。
基礎的な問題集なので、夏休みなどに一気に解くことをオススメします。
受験数学と言えばこれを解いておいて間違いない、という鉄板の参考書です。
学校のテキストとして使っている人も多いのではないでしょうか。
レベル別に白・黄色・青・赤と別れていますが、発展レベルの青チャートで問題ないと思います。
基礎からやりたい人は、標準レベルの黄色チャートでもかまいません。
MARCHの国語おすすめ参考書
僕個人としては「大学入試で現代文を使う人全員」に解いてほしい問題集です。
「授業の現代文」と「入試の現代文」の違いをこの参考書で学んで、入試現代文の基礎をつくりあげましょう。
現代文頻出キーワードを160語を精選し、科学・哲学・近代などのテーマ別で図解やイラストなどで視覚的に理解できます。
必要十分な語彙力を身につけることができるので、中堅私大一般~難関国立まで幅広く対応したスタンダードな参考書です。
漢字の「読み」と「書き」がそれぞれレベル別に分けられており、どちらか一方が苦手や得意の場合は、対策がしやすい参考書です。
つくりがシンプルで1800字もの頻出漢字に対応しているので、この1冊でMARCHの受験漢字はカバーできます。
MARCHに逆転合格した体験談
ここからは、実際にMARCHに逆転合格した生徒から聞いた話を元に、逆転合格の流れを解説していきます。
逆転合格した生徒
・高2の模試の結果はD判定
・志望校は明治大学
・文系
・科目は英国世
・明治大学経営学部に合格
では体験談をもとに、逆転合格までの流れを解説していきます。
受験勉強開始は高3の4月
高2の冬で部活をやめて、受験勉強に取り組もうと思ったのですが、それまでに勉強習慣がなくてなかなか始められなくて、高3に上がったのをきっかけにやり始めました。
最初はMARCHの学部とか学科のことを調べて、使う科目を絞ったりしてから、基礎的な参考書を解いていました。
生徒 T.S
受験勉強を本格的にスタートさせるきっかけが、高3に上がった時という人は結構多いみたいです。
ここでスタートを切れなかったら、夏までズルズルいくので高3になったらすぐ走り出しましょう。
ちなみに僕は高3の11月までスタートできませんでした(笑)
高3の1学期の勉強
使う科目は英国世だったので、まず基礎的な知識を入れるために暗記に時間を使いました。
英語は英単語、国語は古典文法、世界史は参考書で通史を眺める程度で、勉強時間は平日2時間くらいでした。
生徒 T.S
この時に受けた模試は、D判定でまだまだ合格ラインには届いていなかったそうです。
高3の1学期は勉強習慣の確立と、基礎を頭に入れる期間として非常に適しています。
ここでつけた勉強習慣と基礎を元に、受験の天王山と呼ばれる夏休みに入ります。
夏休みの勉強
夏休みでしっかりと受験勉強に取り組まなければならないところでしたが、まさかの大ブレーキ…。
勉強時間は1日1~2時間くらいで、全然勉強しない日もありました。
ここでしっかり勉強できていれば、もっと余裕を持てたのにと思っています。
できた勉強と言えば、英単語と世界史の暗記くらいで、夏休み明けの模試でも壊滅状態でした…。
生徒 T.S
夏休みは受験生にとっては、まとまった勉強時間が取れて苦手を克服したり暗記を完成させる大チャンスです。
ただ、この生徒のようにダレて遊んでしまう人も多いようですね。
もしMARCHに逆転合格したいなら、夏休みには以下のことに取り組みましょう。
・英語の単語・文法の完成
・理社科目の暗記の完成
・国数の基礎の完成
夏休み明けから問題演習に取り組んで、得点を上げていくためにはここでこれらの基礎をしっかりと作りましょう。
高3の2学期の勉強
夏休みのサボりを取り戻すために、ひたすら勉強しました。平日は家に帰ってから4時間、休日は8時間くらいは勉強しました。
11月ごろになるとだんだん英語が解けるようになってきて、世界史も7割くらいの得点率になりました。
ただ、国語の特に古典が安定せず、なかなか苦しかった記憶があります。
生徒 T.S
よく英語は「伸びるのに3ヶ月かかる」と言われますが、その効果が出始めるのがこの時期ですね。
1つの科目で伸びが見え始めると、だんだん勉強が楽しくなってくるので、他の教科も引っ張られて伸び出す人もいます。
ただ、国語は本当に安定しないですね…。
僕も国語の教師をやっていますが、センター試験は全然安定しなくて6割しか取れなかった年もありました。
高3の冬休みの勉強
冬休みに入る前の模試でも、明治大学はD判定でした。
とにかく冬休みは過去問や予想問題集を使って、ひたすら知識をアウトプットすることに徹しました。
ただ、解くだけで終わりにしたら次に同じような問題が出たときにまた間違えると思ったので、間違えたところは徹底的に復習しました。
1日10時間は勉強していたと思います。
生徒 T.S
この時期からは本当に精神的にも辛くなってきて、過去問の点数で一喜一憂して不安定になる受験生も多いです。
この生徒が言っているように、問題を解いて終わりにするのではなく、めんどくさいですが間違えたところの復習は絶対に必要です。
冬休みを境に受験生の学力はピークを迎え、勝負の1月2月に入ります。
受験直前期の勉強
最後まで模試の判定はDだったので、受験直前まで不安でしかなかったです。
センター試験利用はセンター試験の対策が必要だと思ったので、受けずに一般受験に絞って狙いました。
直前はもう一度暗記の復習をしたり、MARCHの他大学の過去問を解いて実力をつけていきました。
結果的に志望校に合格できたので良かったです。
生徒 T.S
夏休みのブレーキで「ヤバい」と焦りが出たのが逆に良かったかもしれませんが、夏休みに普通に頑張っていればもっと余裕だったと思います。
共通テスト利用入試は本番を想定したシミュレーションとして受けるのもアリですが、MARCHの入試と共通テストでは別の対策をしなければならないので、一般に絞るのもアリです。
逆転合格するには、やっぱりめちゃめちゃ勉強しないといけないですよね…。
ちょっと自信無くなってきたかも…。
そんな人にオススメの裏技があります!
本気でMARCHに受かりたいへの裏技
ここまで僕が紹介してきた勉強法や戦略は「独学」を想定しています。
僕自身「独学」で志望校に合格したので、「独学」をおすすめしないわけではありません。
ただ、難関大学に短期間で合格しようと思ったら「独学」ではかなり厳しいです。
・受験情報が少ない
・適切な勉強計画が立てられない
・分からないところを質問できない
また、現在塾に通っているという人も、その塾はMARCHに特化した塾ですか?
きっと受講生はそれぞれ別々の志望校に向けて勉強していて、講師の先生方も毎回それに合わせた対応をしていると思います。
しかし、講師の先生方もたくさんの生徒を見ているので、なかなか各大学に特化した指導をするのは難しいと思います。
あなたが本当に本気でMARCHに合格したいと考えているなら、MARCH合格に特化した塾を選ぶのが最適解です。
MEI-PASS|明治大学合格専門塾 合格率85%
AO-PASS|青山学院大学専門塾 合格率82%
RIKYO-PASS|立教大学専門塾 合格率80%
CHU-PASS|中央大学専門塾 合格率82%
HO-PASS|法政大学専門塾 合格率80%
GAKU-PASS|学習院大学専門塾 合格率86%
MARCH専門塾の合格率は80%以上で、前述したMARCH全体の合格率と比べると、破格の数字であることが分かります。
大学名 | 合格率 |
明治大学 | 26% |
青山学院大学 | 28% |
立教大学 | 非公開 |
中央大学 | 27% |
法政大学 | 23% |
合格率80%とは模試で言うA判定と同義の合格率です。
もちろん、合格率や判定が実際の合格を保証してくれるわけではありません。
ただ、独学での受験やMARCH特化ではない塾よりも成功率が上がることは確かといえます。
・特化による最短距離の合格ルート
・生徒1人に最大4人の講師がつく
・24時間365日の質問対応
・合格実績多数
・オンライン対応で全国から受講可能
上記に加えて、合格保証と全額返金制度があり保護者の方にも安心です。(期間限定)
現在2週間の無料体験を行っておりますので、無料相談や無料説明会に参加して話を聞くだけでも価値はあると思います。
ただし、MARCH専門塾にはそれぞれ人数制限がありますので、募集が埋まってしまう前に検討はお早めにお願いします。
無料相談はスマホから30秒程度でカンタンに予約できます。
以上で本記事は終了です!
最後までご覧いただきありがとうございました!