こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!
どうしても勉強が始められない…。
「やらないといけないのは分かっている」
「勉強する環境は整えた」
「今日やるべきことも決まっている」
それなのに「勉強が始められない」そこのあなた!
高校時代に1日17時間勉強するほどの集中力があり、現在私立高校教員の僕が「確実に勉強を始められる方法」を徹底解説します!
「やる気」などという曖昧なものに頼らなくても、誰でも勉強できる方法を教えます!
僕の体験談も良ければご覧ください!
著者 新堂ハイク 29歳 ・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任) ・難関大受験、小論文指導実績500人以上 ・教育メディア運営6年(月間10万PV) ・執筆300記事以上、掲載企業50社以上 実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!
勉強を始めるのに「やる気」は必要ない
よく勉強をするためには「やる気」や「モチベーション」が必要であるという話を耳にしますよね。
ネットで「勉強 やる気」と検索すると、
「勉強 やる気」
・テンションの上がる音楽を聴く
・自分へのご褒美を設定する
・計画を立てる
・憧れの自分を想像する
とまあ色々出てきますが、そんな当たり前のことで勉強が始められたら苦労しないわけです。
そもそも勉強に「やる気」は関係ありません。
なぜなら「やる気」という概念は脳科学的に存在しないからです。
でもやる気が出ないから、勉強できないんじゃないの?
それは実は逆で、「勉強しないからやる気が出ない」んです!
ここからは東京大学教授で脳研究者の池谷裕二先生のお話を引用します。
人間は行動を起こすから「やる気」が出る
「やる気」というのは行動を始めてみたら、気分が乗ってきて集中していくという結果に過ぎないと池谷先生は指摘します。
なので、「やる気が出ないから○○できない」というのは、心理的にありもしない壁を勝手につくっている状態なのです。
「やる気」というのは「結果」に過ぎないので、「やる気を出すにはどうすれば…。」と考える時間は無駄です!
人間は「行動」があって「感情」が出る生き物
例として「楽しい」という感情と「笑う」という行動をあげます。
「楽しい(感情)」から「笑う(行動)」
普通はこう考えるかもしれませんが、実は脳科学的には逆なんです。
「笑う(行動)」から「楽しい(感情)」
このように、まず行動があってその後感情が芽生えるというのが脳科学的な人間の構造なのです。
同じ原理で「ガッツポーズ」という行動をとると、達成感という「気分」が生じます。
まず動かすべきは身体
このように脳科学的に「行動した結果」が「やる気」であるならば、「やる気」を出すのを待っていては、一生勉強することができません。
つまり「まず勉強してみる」というのが、最も効果的な方法ってことですよね。
いや、その「まず勉強してみる」っていうのが一番ハードルが高いんですけど…。
では、ここからは「最も効果的な勉強の始め方」を解説します!
最も効果的な勉強の始め方5選
「やる気」や「モチベーション」を高めるという方法が、あまり効果的ではないということが分かってもらえたかと思います。
もちろん、先に紹介した一例である以下の方法が、全く効果がないとは言えません。
「勉強 やる気」
・テンションの上がる音楽を聴く
・自分へのご褒美を設定する
・計画を立てる
・憧れの自分を想像する
でも、時には「どうしても勉強が始められない」という瞬間があるものです。
そんなときのために、「やる気」に頼らない勉強の始め方を紹介します。
・時間がきたら1分だけ勉強する
・暗記系の参考書を眺める
・得意教科だけ勉強する
・勉強場所を変える
・タイムラプス勉強法を使う
どれも「行動」に重点を置いた方法です。
では上から順番に解説していきます。
時間がきたら1分だけ勉強する
たいていの場合勉強するときは「〇時からやろう」と時間を決めると思います。
この方法は「〇時になったら1分だけ勉強して、あとは好きなことをしてもいい」というルールを自分に課すやり方です。
これをするとどうなるかと言いますと、
・1分以上勉強してしまう
↓
・10分、20分と勉強を続けてしまう
このようになります。
なぜかというと、人間はの脳は「今やっていることを別のことに切り替える」ことに大きな労力を使うからです。
つまり1分でも勉強を始めてしまえば、脳は「勉強を続けた方が楽」と判断するので、続けて勉強でき、行動した結果「やる気」が生まれるということです。
このやり方は最強です。
騙されたと思って1回やってみてください。
暗記系の参考書を眺める
「勉強を始める」という行動の負担を軽くする方法です。
問題を解いたり、何かを書き写したりするのは体力的にも疲れやすく、始めるハードルが高いですよね。
なので、「暗記系の参考書」を眺めるという行動から始めましょう。
英単語や古典文法などの、覚えなければどうしようもない分野は参考書を見ているだけでも十分勉強になります。
「眺めるだけ」は負担が軽いので、気が付いたら30分、1時間と勉強できるようになります。
得意教科だけ勉強する
こちらも「勉強を始める」という行動の負担を軽くする方法の一つです。
苦手教科の勉強は誰にとっても、負担が大きいものですよね。
まずは「得意教科だけ勉強する」と決めてください。
行動した結果「やる気」が出て来るので、続けているうちに「苦手教科もできるかもしれない」と気持ちが変わってくる可能性があります。
そうなったら、苦手教科にも取り組めばいいだけです。
結果的に、得意教科だけ勉強することになっても大丈夫です!
それでもかなり効果があります!
「ハンカチ理論」という言葉があります。
「ハンカチ理論」とは、「得意科目を伸ばすことにより、相乗効果で他の科目も伸びる」という勉強法の理論の一つです。
テーブルに置いたハンカチの1つの角を持ち上げると、残り3つの角も自然に持ち上がります。このように得意科目に引っ張られて、苦手科目も伸びていくということをハンカチで表現したのが「ハンカチ理論」です。
詳しくはこちらの記事でも解説しています👇
勉強場所を変える
自宅の机などでは、どうしても集中ができない場合がありますよね。
そんなときは思い切って、勉強場所を変えるという行動から始めてみても効果的です。
僕は自宅で勉強する際に、色々なところを転々としていました。
自分の部屋の勉強机
↓
リビングの机
↓
トイレ
↓
洗面所
↓
自分の部屋の小さい机
↓
公園
さらに、「勉強場所を変える」という行動をトリガーにして勉強を始めるという意識のつけ方も効果的です。
例えば、
・リビングに行ったら英単語をする
・散歩しながらリスニングを聞く
・トイレ中は古典文法
・自宅の机では数学の問題
このように場所と勉強を結び付けることによって、自然と勉強を始めやすくなります。
タイムラプス勉強法を使う
これは少し特殊な例になりますが、「勉強する」という行動自体を「楽しく」行える画期的な勉強法です。
「タイムラプス勉強法」とは、「タイムラプスを使って、勉強の様子を取る勉強法」です。
勉強の記録を早送り動画にして撮影することにより以下のメリットが生まれます。
・スマホが触れない
・勉強の様子が監視されている
・記録として残る
・達成感が段違い
さらに、今TwitterなどのSNS上では「勉強垢」と呼ばれるコミュニティができており、このアカウントで勉強時間の報告や質問などを行っている中高生が多いようです。
SNSの扱いは注意が必要ですが、正しく扱えばスマホと勉強の両立が可能な新時代の勉強法だと言えます。
やり方などの詳しい解説はこちらのページへ👇
まとめ
〇「やる気」は脳科学的に存在しない!
〇「やる気」に頼らない勉強法
・時間がきたら1分だけ勉強する
・暗記系の参考書を眺める
・得意教科だけ勉強する
・勉強場所を変える
・タイムラプス勉強法を使う
以上で本記事は終了です!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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