こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!
最強の勉強カフェはどこ!?
結論「スターバックス」がコンセプト的にも、一番勉強に適しているカフェだといえます。
このページでは全国展開しているカフェに実際に足を運び、現地調査から見えたリアルな体験をもとにおすすめランキングを解説します。
・勉強できるカフェ比較ランキング
・カフェで勉強する際の注意点
・カフェで勉強するメリット、デメリット
・カフェでの勉強を効率化する便利グッズ
・カフェ以外のおすすめ勉強場所
カフェで勉強してみたいけど、どうすればいいのか分かりません?
「スターバックス」「コメダ珈琲」「ドトール」「タリーズ」「サンマルクカフェ」といった全国チェーンのカフェでの、入店から注文、勉強の注意点なども解説しているので、初心者の方はぜひ最後までご覧ください!
カフェ × ノイズキャンセリング = 最強
著者 新堂ハイク 29歳 ・現役高校教師 勤続8年(特進クラス担任) ・難関大受験、小論文指導実績500人以上 ・教育メディア運営6年(月間10万PV) ・執筆300記事以上、掲載企業50社以上 実際の教育現場にいる現役教師にしか分からない、リアルな情報をお届けします!
勉強できるカフェの条件
最初に「勉強に適したカフェ」の条件を解説します。
喫茶店やコーヒーチェーンなど様々なカフェがありますが、以下のポイントに気を付けていれば失敗することはありません。
・アクセスの良さ
・価格の良さ
・環境、雰囲気の良さ
・1時間以上滞在できるか
アクセスの良さ
自宅から近く、簡単にアクセスできることが「勉強できるカフェ」の前提条件です。
・電車やバスで1時間以上かかる
・坂道など交通の便が悪い
カフェにたどり着くまでに、時間も体力も削られてしまっては意味がありません。
・最寄り駅にある
・電車やバスで1~2駅でつく
・歩いていける
電車で1時間以上かけて行く「スタバ」より、最寄り駅の「ドトール」の方が効率が良いです。
価格の良さ
カフェに滞在するには、お金を払って商品を購入しなければなりません。
目的はコーヒーを飲むことではなく、あくまで勉強することなので、使うお金はできるだけおさえたいところですよね。
有名カフェ | 価格帯 |
---|---|
コメダ珈琲 | 400円台 |
スターバックス タリーズ | 300円台 |
ドトール サンマルクカフェ | 200円台 |
勉強の息抜きに甘いものを食べたり、甘い飲み物を飲んだりすることは良いことなので、余裕があればお金を使っても良いと思います。
ただ、「自宅で勉強すれば無料」ということを忘れてはいけません。
カフェでの出費は、できるだけ少ないに越したことはないと思います。
環境、雰囲気の良さ
・混雑具合
・客層
・机の面積、間の距離
・騒音
ファミリー向けのカフェやグループ向けのカフェでは談笑する声が多く、雑音が大きくて集中できないことがあります。
カフェの雰囲気やどんなお客さんが利用することを想定しているかで、勉強のしやすさも変わるので重要ポイントです。
加えて机の広さや、机同士の間隔が狭いと教科書を広げて勉強するのが難しくなります。
また、先ほど「価格はできるだけおさえた方が良い」と解説しましたが、「価格」と「環境」は深い関係にあり、静かで集中できる時間を過ごしてもらうことを意図しているカフェでは、1人のお客さんの滞在時間が長くなるため、売上をあげるためにドリンクの価格が高く設定される傾向にあります。
逆に、手軽に立ち寄ってちょっとした休憩に利用されることを目的として作られたカフェは、回転率を上げる必要があるため、値段が安く設定されている傾向にあります。
値段が高いのには、それなりの理由があるんですね!
1時間以上滞在できるか
長時間滞在できるかもカフェで勉強する際の、重要なポイントです。
カフェの中には「勉強禁止」の張り紙をしているところもあり、そういったところで勉強しているとせっかく集中して勉強できていたのに、追い出されてしまう可能性もあります。
入店したら「勉強禁止」や「長時間滞在はご遠慮ください」などの張り紙がないかどうか確認してみてください。
僕は高校の頃からかなりカフェで勉強したり、作業したりしてきたのですが、店を追い出されたことは1回もありません。
よほどのことがない限り「勉強禁止」のところでも、追い出されることはないのではないかと思います。
勉強できるカフェランキング
僕が実際に足を運び、勉強してみた現地の情報から「勉強に適したカフェランキング」を解説します。
どの地域の人が見ても参考になるように「店舗数の上位5つのコーヒーチェーン」を調査対象としました。
調査したカフェ(店舗数順)
・スターバックスコーヒー
・ドトールコーヒーショップ
・コメダ珈琲
・タリーズコーヒー
・サンマルクカフェ
比較する項目
・店舗数、営業時間
・価格帯、最安メニュー
・滞在可能時間、居心地
・客層、雰囲気
・机の大きさ
・Wi-Fi、コンセントの有無
・その他の特徴
月に10回以上カフェを利用する僕が、勉強に適したカフェを紹介します!
1位「スターバックスコーヒー」
店舗数 営業時間 | 1,601店舗 7時~23時 (店舗により異なります) |
価格帯 最安メニュー | 300円台~ ドリップコーヒー (290円+税) |
滞在可能時間 | 1~5時間 |
客層、雰囲気 | 仕事や勉強の利用が多い |
机の大きさ | 直径57㎝ |
Wi-Fi コンセントの有無 | Wi-Fiあり(1時間ごと) コンセントあり |
言わずと知れたコーヒーチェーン「スターバックス」を1位とした理由は以下の通りです。
・勉強目的の利用客が多い
・コンセプトが長期滞在向き
・落ち着いた雰囲気
・価格帯もお手頃
「サードプレイス(家でも職場でもない居心地の良い空間)の提供」がスターバックスのコンセプトということもあり、利用客が長期滞在することを目的にカフェが運営されています。
なので自然と客層も「勉強」や「仕事」などが目的の人が増え、勉強していても浮くことのない空間になっています。
ここでずっと勉強してても大丈夫かな…?
全然大丈夫です!
回転率よりもリピーターを増やすことがメインの経営戦略なので、ドリンクの価格が高めに設定されているものもありますが、300円台で買えるものもあるのが嬉しいですね。
利用客の年代も約半分(47.9%)が20~30代で、若い人が多く利用していることが分かります。
スタバの机の大きさ
実際にノートを広げて参考書と筆箱を置いてみた様子です。
机の大きさはiPhoneの「計測」というアプリで計っているので、大まかなサイズだと思ってください。
大判の参考書を広げてみた様子です。
ドリンクを置くスペースを確保して、ギリギリ快適に勉強できるサイズといったところですね。
スタバの入店から注文の流れ
・席の確保
(絶対ではないですが、混雑時は先にとっておいた方が〇)
↓
・注文
↓
・別カウンターで受け取り
サイズ表記 | 内容量 |
ショート | 240ml(S) |
トール | 350ml(M) |
グランデ | 470ml(L) |
ベンティ | 590ml(LL) |
注文は「商品名」「ホットかアイスか」「サイズ」の3つを言えばOKです。
〈例〉「スターバックスラテ」の「アイス」の「トール」
僕はいつも「アイスティーのブラック」を注文します。
アイスティーはお会計のレジで直接渡されるので、別カウンターでドリンクができるのを待つ必要がなく、注文したらすぐに受け取って席に戻れるからです。
混雑しているときは、ドリンクの受け取りに時間がかかることが多いので、時短になるのでオススメです。
2位「タリーズコーヒー」
店舗数 営業時間 | 747店舗 7時~23時 (店舗により異なります) |
価格帯 最安メニュー | 300円台~ カフェアメリカ(330円) |
滞在可能時間 | 1~3時間 |
客層、雰囲気 | 仕事や勉強の利用が多い |
机の大きさ | 直径58㎝ |
Wi-Fi コンセントの有無 | Wi-Fiあり コンセントあり |
「タリーズコーヒー」は「スターバックス」と同じくアメリカのシアトルで誕生した、有名コーヒーチェーンです。
・基本勉強OKのスタンス
・客層が若くグループが少ない
・勉強や仕事の利用客が多い
「タリーズコーヒー」もスターバックスと同じく基本的には勉強OKで、客層が若いということもあり、1人で勉強していても浮くことはありません。
ただ、店舗数が747店舗とスタバの約半分ということもあり、2位としました。
実際に「タリーズコーヒー」に行って勉強してみると、周りにも高校生や大学生で勉強している人が多く、静かな雰囲気で集中することができました。
タリーズの机の大きさ
実際にノートを広げて参考書と筆箱を置いてみた様子です。
机の大きさはiPhoneの「計測」というアプリで計っているので、大まかなサイズだと思ってください。
大判の参考書を広げてみた様子です。
感覚的にタリーズの丸テーブルが一番大きいと思います。
タリーズの入店から注文の流れ
・席の確保
(絶対ではないですが、混雑時は先にとっておいた方が〇)
↓
・注文
↓
・別カウンターで受け取り
サイズ表記 | 内容量 |
ショート | 240ml(S) |
トール | 350ml(M) |
グランデ | 470ml(L) |
エルノメ | 590ml(LL) |
スタバとほぼ同じ表記と量ですが、最大サイズの呼び方が「エルノメ」と、異なっています。
注文は「商品名」「ホットかアイスか」「サイズ」の3つを言えばOKです。
〈例〉「カフェラテ」の「ホット」の「トール」
3位「コメダ珈琲」
店舗数 営業時間 | 873店舗 7時~23時 (店舗により異なります) |
価格帯 最安メニュー | 400円台~ アメリカン(430円) |
滞在可能時間 | 1~3時間 |
客層、雰囲気 | 家族連れが多い |
机の大きさ | 縦59㎝ 横56㎝ |
Wi-Fi コンセントの有無 | Wi-Fiあり コンセントあり |
「コメダ珈琲」はフードメニューが充実したカフェで、フルサービス制なところが他と異なる点です。
・机が大きい
・フルサービス制で快適
・フードメニューが充実
まず「コメダ珈琲」の机は四角いテーブルで面積も他と比べて大きく、安定感があります。
大きな店舗であれば4人席を1人で使うこともできるので、かなり快適に勉強できます。
さらに、フルサービス制(席の案内から注文までを店員が行う)なので、列に並んでオーダーを待つ必要がなく、入店したらすぐに席について勉強を開始できます。
大きな特徴としてフードが充実しており、何と言ってもその大きさが半端じゃないです。
上のホットサンドは580円で、これだけで昼食として十分すぎる量です。
メニューから想像もつかないほどデカく、大きさの割には安いのが嬉しいポイントです。
ただ、カフェというよりレストランに近い使され方をするので、家族連れや高齢者のグループが多く、話し声などの雑音は大きいです。
また、メインの客層は60代で、勉強目的の利用客が少なく値段も高めです。
時間帯によっては静かな雰囲気にもなりますし、昼食がてら勉強にという利用なら最適なので3位としました。
コメダの机の大きさ
実際にノートを広げて参考書と筆箱を置いてみた様子です。
机の大きさはiPhoneの「計測」というアプリで計っているので、大まかなサイズだと思ってください。
他のカフェと違い、学校と同じ四角いテーブルなので勉強しやすいです。
机の縦の長さです。
横にボタンやメニュー、砂糖などがありますが、必要に応じてよければOKです。
コメダの入店から注文の流れ
・店員さんに席に案内される
↓
・注文
↓
・テーブルにドリンクが届く
サイズ表記 | 内容量 |
通常 | 240ml(S) |
たっぷりサイズ | 360ml(M) |
コメダにはサイズの概念がなく、通常とたっぷりサイズの2つのみです。
正直なところ通常サイズはSサイズ相当で、かなり少ないのでたっぷりサイズを注文するのがおすすめです。
僕はいつも「アイスコーヒー」の「たっぷりサイズ」を注文しています。
4位「ドトールコーヒー」
店舗数 営業時間 | 1,088店舗 7時~21時 (店舗により異なります) |
価格帯 最安メニュー | 200円台~ ブレンドコーヒー(224円) |
滞在可能時間 | 1~2時間 |
客層、雰囲気 | 休憩目的 喫煙目的 |
机の大きさ | 54㎝ |
Wi-Fi コンセントの有無 | Wi-Fiあり コンセントあり |
「ドトールコーヒー」はスターバックスに次ぐ店舗数の多さが特長のコーヒーチェーンです。
・価格が安い
・店舗数が多い
・モーニングが充実
特筆すべきは価格の安さで、最安メニューが224円(税込み)と場所代を含めてもかなりお得です。
女性支持率が高いのもドトールの特徴で、モーニングメニューが充実しているので朝に勉強するには最適なカフェであるといえます。
店舗数も多く、駅の中などあらゆるところに出店しており、気軽に入れる雰囲気も魅力の一つです。
ただ、価格の安さや気軽に入れる雰囲気は、回転率を上げることを目的としてるため、長時間滞在には向かず、勉強自体を禁止している店舗もあるようです。
個人的な主観で申し訳ないのですが、喫煙を目的としている利用客も多く、勉強に向いているカフェかと言われると微妙なところです。
30分~1時間程度の小休憩がメインのカフェなので、4位としました。
ドトールの机の大きさ
実際にノートを広げて参考書と筆箱を置いてみた様子です。
机の大きさはiPhoneの「計測」というアプリで計っているので、大まかなサイズだと思ってください。
大判の参考書を広げてみた様子です。
やはり少し狭い感じがしますね。
ドトールの入店から注文の流れ
・店員さんに席に案内される
↓
・注文
↓
・テーブルにドリンクが届く
サイズ表記 | 内容量 |
S | 140ml |
M | 180ml |
L | 270ml |
価格が安いので、全体的に内容量が少なめです。
僕はいつも「ロイヤルミルクティー」の「アイス」の「M」を注文しています。
ドトールは水分をふき取る布巾などがないので、ちょっと不便ですよね。
5位「サンマルクカフェ」
店舗数 営業時間 | 386店舗 7時~22時 (店舗により異なります) |
価格帯 最安メニュー | 200円台~ ブレンドコーヒー(200円) |
滞在可能時間 | 1~2時間 |
客層、雰囲気 | 休憩目的 談笑目的 |
机の大きさ | 直径54㎝ |
Wi-Fi コンセントの有無 | Wi-Fiあり コンセントあり |
「サンマルクカフェ」はドリンクの安さが特徴のコーヒーチェーンです。
・価格が安い
ドトールコーヒーよりもドリンク価格が少し安く、コーヒーチェーンの中でも格安の部類に入ります。
ただ、ドトールと同じく、回転率を上げるための価格設定なので、勉強目的で利用するには雰囲気などが合わないことが多いです。
客層は友人グループ、ママ友グループなどで、休憩がてら談笑する利用客が多いです。
実際に店舗で勉強してみた感覚だと、勉強目的の利用客はかなり少ないように思いました。
店舗数の少なさも相まって、5位としました。
サンマルクカフェの机の大きさ
実際にノートを広げて参考書と筆箱を置いてみた様子です。
机の大きさはiPhoneの「計測」というアプリで計っているので、大まかなサイズだと思ってください。
大判の参考書を広げてみた様子です。
サンマルクカフェの入店から注文の流れ
・店員さんに席に案内される
↓
・注文
↓
・テーブルにドリンクが届く
サイズ表記 | 内容量 |
S | 未公開 |
M | 未公開 |
L | 未公開 |
内容量は未公開ですが、ドトールと同じく格安なので他のコーヒーチェーンに比べると少ないと思います。
僕はサンマルクカフェでは最安の「ブレンドコーヒー」の「ホット」の「M」を注文します。
勉強できるカフェの簡単な比較
最安メニュー | 机の大きさ | |
スタバ | ドリップコーヒー 290円+税 | 直径57㎝ |
タリーズ | カフェアメリカーノ 330円 | 直径58㎝ |
コメダ | アメリカン 430円 | 縦59㎝ 横56㎝ |
ドトール | ブレンドコーヒー 224円 | 直径54㎝ |
サンマルク | ブレンドコーヒー 200円 | 直径54㎝ |
その他の勉強できるカフェ
・カフェプロント(348店舗)
・星乃珈琲(253店舗)
・カフェ・ベローチェ(168店舗)
・エクセシオールカフェ(123店舗)
店舗数が少ないため、今回は紹介しなかったカフェですが、こちらも勉強できるカフェとしておすすめなので近くにあればぜひ足を運んでみてください。
カフェで勉強する際の注意点
カフェで勉強する際に、注意すべきポイントを解説します。
以下の点を守って、カフェでの勉強を楽しんでください。
・昼~15時ごろは避ける
・1ヶ所あたり3時間程度
・同じ店に入り浸り過ぎない
・他のお客さんの迷惑を考える
昼~15時ごろは避ける
カフェが一番混雑する時間帯である「昼~15時ごろ」は避けるようにしましょう。
そもそも席が取れない可能性が高いですし、休憩やコーヒーを飲むカフェ本来の利用目的のお客さんの迷惑になってしまいます。
・朝~午前中
・夕方~夜
混雑する時間帯は避けて、店の席数にも余裕がある状態で勉強するのが望ましいです。
僕個人としては、「朝にカフェで勉強する」のがかなりオススメです。
朝に勉強するメリットは数多くあり、カフェとの相性も抜群です。
1ヶ所あたり3時間程度
人間の集中力の限界は3時間程度
3時間を過ぎると、疲れが出始めて惰性で勉強するようになり、効率が落ちます。
カフェで勉強するならダラダラ長時間勉強するのではなく、3時間程度と決めて集中して取り組むのが効率的です。
「勉強し足りない」と感じるなら、別のカフェに移動して勉強を再開するとリフレッシュしてまた勉強に取り組めます。
またあまりにも長時間居座って勉強していると、店側に良くない印象で覚えられてしまうデメリットもあります。
心地よくカフェで勉強したいなら、店側のことも考えて3時間程度で退店するのが良いです。
同じ店に入り浸り過ぎない
同じ店に何度も入り浸って勉強していると、そのカフェに慣れてしまうというデメリットがあります。
・同じカフェでしか集中できない
・いつものカフェが混んでいたら勉強できない
あくまでカフェは「自宅で勉強に集中できない」ときに利用するものだと覚えておきましょう。
カフェで勉強をしているうちに「カフェで勉強することが目的」になってしまう人がよくいます。
こういった人は「カフェに来て教科書を広げて写真を撮って満足」してしまい、肝心の勉強をほとんどしないこともあります。
少し言い方が悪いかもしれませんが、このような人にならないように「カフェは勉強の手段」だと思って、できるだけ自宅で勉強するようにしましょう。
僕はよく行くカフェを3つ程度決めていて、そこをグルグル回して勉強したり作業したりしています!
他のお客さんの迷惑を考える
当たり前の話ですが、カフェには勉強以外の目的で訪れているお客さんがいます。
1人で勉強するならあまり迷惑をかけることもないと思いますが、複数人でカフェで勉強する際は、話し声などに気を付けて勉強しましょう。
・大きな声で問題を教え合う
・4人机を1人で占領する
・動画を流す
・複数人で長時間居座る
こうしたことを繰り返すと最悪の場合「出入り禁止」になる恐れがありますので、気を付けてください。
カフェはマナーを守って利用しましょう!
カフェで勉強するメリット・デメリット
カフェでの勉強はメリットも数多くありますが、デメリットもあるので正しく理解しておきましょう。
・人目があるので集中できる
・自宅と違う環境を使える
・適度な雑音がある
・甘い飲み物や食べ物がある
・お金がかかる
・机が狭い
・カフェでの勉強に慣れずぎる
・他のお客さんの影響を受ける
カフェで勉強するメリット
まずカフェでの勉強のメリットを整理します。
人目があるので集中できる
自分の部屋で集中できない原因の一つとして、「誰にも見られていない」ことがあげられます。
学校の教室やカフェは他の人の目があるので「きちんとしないと」という意識が働き、勉強に集中しやすくなります。
もし自宅の自室でも人の目を作って勉強したいなら、「鏡」を机の上に置いて自分で自分を見られるようにする良いです。
これは有名なメンタリストのDaiGoさんも、自身の著書で紹介している方法です。
自宅と違う環境を使える
入試本番の試験会場は、もちろん自宅ではありません。
なので「自宅以外で集中して問題に取り組む」という経験は本番を想定した勉強の仕方としてとても大切です。
自宅以外の様々な場所で問題に取り組むことによって、どんな環境でも目の前の問題に集中できる力がつきます。
また、自宅と違うので集中を乱すような誘惑がカフェにはありません。
・マンガ
・ゲーム
・布団、ソファ
・テレビ
もちろんカフェで勉強する場合に、これらを持ち込むのはやめましょう。
適度な雑音がある
人間は全くの無音状態では、逆に集中できない生き物です。
カフェには「ホワイトノイズ」と呼ばれる適度な雑音があり、これが集中して勉強するための手助けをしてくれます。
このカフェの適度な雑音は、YouTubeにも音源があるので自宅でも再現可能です。
甘い飲み物や食べ物がある
糖分が脳の思考を回復させるのに効果的だということは、科学的にも証明されています。
カフェには甘い飲み物や甘いお菓子などがあり、状況に応じて注文すれば集中を長続きさせることができます。
また、カフェの定番メニューであるコーヒーには「カフェイン」などの目向け覚ましの効果がある成分が含まれるので、こちらも勉強の手助けをしてくれます。
ただし、甘いものもカフェインも取り過ぎには注意が必要です。
カフェで勉強するデメリット
カフェで勉強するのに、デメリットもあるんですね。
お金がかかる
「自宅で勉強すれば0円」ということを忘れてはなりません。
カフェでの勉強には1回につき200円~400円程度かかります。
1回なら安いと思うかもしれませんが、週に2回カフェで勉強すると考えると「1ヶ月で1,600円~3,200円」かかる計算になります。
これは参考書が1冊買える値段です。
カフェでの勉強は「自宅で集中できない時の手段」としておいて、メインは自宅にしておきましょう。
机が狭い
自宅の机よりカフェの机の方が、断然狭いです。
広い机というのはストレスをなくし作業効率を高めてくれますが、狭い机だとストレスが溜まって集中しにくいです。
・卓上ブックスタンド
・スタンドペンケース
のちに便利グッズとしてまとめて紹介しますが、このようなアイテムを有効活用すれば狭い机でも、勉強スペースを確保できます。
カフェでの勉強に慣れずぎる
カフェでしか勉強できない、カフェでしか集中できないという体質になってしまうと不便極まりないです。
1回ごとにお金がかかるカフェでの勉強に依存してしまうと、お金も無くなりますし、入試本番でも集中できない恐れがあります。
自宅で集中できないからカフェに行くのは良いことではありますが、カフェ以外の場所でも勉強するようにしましょう。
・図書館
・学校の空き教室
・自習室
・友達の家
上記のように様々な環境下で勉強することは、入試本番の対策にもつながります。
他のお客さんの影響を受ける
・家族連れのお客さん
・友人同士のママ友グループ
・仕事の打ち合わせなどのグループ
カフェで勉強するうえで、このような他のお客さんの会話などから影響を受けることはよくあります。
単純にうるさいということもありますが、ついつい人の話を聞いてしまったりして勉強が進まないこともあります。
対処法としては「耳栓」を使ったり「ノイズキャンセリングイヤホン」を使うのがオススメです。
カフェでの勉強を効率化する便利グッズ5選
カフェで勉強する際にあると便利なグッズを5つ紹介します。
カフェでの勉強で困ることは「スペースの狭さ」「騒音」「スマホの誘惑」です。
それらのデメリットを解消するためのアイテムが、以下の通りです。
・卓上ブックスタンド
・スタンドペンケース
・バッグハンガー
・ノイズキャンセリングイヤホン
・タイムロッキングコンテナ
卓上ブックスタンド
カフェの「机の狭さ」を解消してくれる便利なアイテムです。
参考書とノートなどを机に平置きしていると、カフェの狭いテーブルでは勉強しにくくストレスが溜まります。
卓上ブックスタンドを使えば、参考書などを縦に置くことができるので、平置きよりも机のスペースを確保できます。
また、縦に置くことで目線が上がるので疲れにくくなり、ノートに写すのも楽になります。
僕は職員室で「卓上ブックスタンド」を使ってます!
卓上ブックスタンドを使って勉強している例
スタンドペンケース
「スタンドペンケース」とはその名の通り、筆箱自体が自立し、ペンスタンドになってくれるというものです。
ペンケースを横に置くよりも縦においた方が使うスペースは少なくて済む、というメリットがあります。
これも「カフェの机の狭さ」を解消してくれる便利アイテムです。
これは学校で使っても便利なので、普段使いのペンケースとしてもオススメです。
バッグハンガー
カバンを机にかけておけるハンガーです。
カフェの1人席の場合、バッグを置くところがないこともあるので、こういったハンガーを1つ持っておくと便利です。
リュックなどは席の背もたれにかけることもできますが、トートバッグなどは置き場所に困ると思うので、オススメです。
ちなみに「スターバックス」の丸テーブルには、実はバッグハンガーがついています。
ノイズキャンセリングイヤホン
騒音を消して、自分だけの世界に入ることができる「ノイズキャンセリング機能」のついたワイヤレスイヤホンです。
勉強に集中したいなら絶対に買うべきですし、僕自身もノイズキャンセリングイヤホンを2年使っていて、今ではカフェに行くなら絶対に持って行くアイテムです。
適度な雑音は集中の手助けになりますが、やはり人の話し声は気になって集中を乱されます。
ノイズキャンセリングイヤホンで雑音を最小限に抑えて、「波の音」などの環境音を流せば、最強の集中環境の出来上がりです。
ただ、安くても1万円弱は値段がするので、代わりに「耳栓」もオススメです。
耳栓は安く手に入れることができて、騒音対策にもなるので手軽に対策したいならオススメです。
タイムロッキングコンテナ
カフェに勉強しに来たけど、スマホの通知が気になって結局スマホ触ってるだけで終わった…。
タイムロッキングコンテナとは、箱の中に自分が依存してしまう物を入れ、タイマーをセットしたら、その時間までは絶対に開けられないという商品です。
勉強の集中を奪うものナンバーワンはスマホです。
そのスマホを封印して、勉強に集中するためのアイテムがタイムロッキングコンテナです。
自分の意思の力だけでは誘惑を断ち切れない、という人は試してみてください。
スマホを使いながら勉強するという点では「タイムラプス勉強法」もオススメなので、気になる人はぜひ試してみてください。
今回紹介したアイテムをさらに詳しく解説したページはこちらです!
カフェ以外のおすすめ勉強場所
「カフェでばかり勉強しすぎるのも良くない」ですが「自宅での勉強が集中できない」というのが現実です。
最後にカフェ以外のおすすめ勉強場所を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・図書館
・教室
・ファミレス
・カラオケ
・ファストフード店
・公園
図書館
勉強場所の定番といえば「図書館」ですね。
・お金がかからない
・静かな環境
・周りも勉強している
・参考書がある
ただ、勉強に時間制限があったり、禁止しているところや登録制のところなど、図書館によって条件が異なるので注意が必要です。
教室
放課後の空いている教室も、集中しやすい環境の1つです。
・お金がかからない
・人の目がある
・先生に質問に行ける
分からないところがあれば、すぐに先生に質問に行けるのが最大のメリットです。
ただし、話しかけてくる友達がいたり、騒がしい人がいたり、部活の音が聞こえてくるなどのデメリットもあるので注意が必要です。
ファミレス
・サイゼリヤ
・ロイヤルホスト
・ガスト
・ジョナサン
・デニーズ
・ココス
・ジョイフル
カフェの次に定番の勉強場所と言えば、上記のファミレスですね。
・ドリンクバーがある
・友人と話しながら勉強できる
ファミレスは家族連れがメインのレストランですので、会話などの騒音はカフェ以上です。
裏を返せば「大きめの声で話していても迷惑にならない」ということなので、勉強としては友人に分からないところを教えてもらうようなやり方が良いです。
1人でも黙々と勉強するのには向かないのが、ファミレスのデメリットです。
カラオケ
カラオケで勉強するという中高生も実は割と多くて、定番の勉強場所になっているようです。
・個室で勉強できる
・防音設備が整っている
・歌ってストレス発散できる
・ドリンクバーがある
防音の個室という環境は勉強に集中しやすく、意外な勉強場所として人気です。
ただ、歌うという娯楽があったり値段が高いのはデメリットです。
こちらも1人で行くよりは、カラオケのついでに友人と教え合うような勉強のやり方が良いです。
ファストフード店
・マクドナルド
・モスバーガー
・ミスタードーナツ
・ロッテリア
・バーガーキング
・ファーストキッチン
これらのファストフード店でも勉強は可能です。
・値段が安い
・席の数が多い
カフェよりも安い値段で滞在することができ、席数も多いので気軽に入って勉強できるのが良いですね。
デメリットとしては、回転率が高いことやだべり目的の中高生も多いという環境の悪さです。
僕自身、受験生のときは朝マックで勉強してから学校に行くというルーティンで過ごしていたので、朝にファストフード店で勉強するのはとてもおすすめです。
公園
ぶっちゃけてしまえば、机とイスさえあれば公園でも勉強は可能です。
・お金がかからない
・席を確保する必要がない
雨が降れば使えないことや、騒音や遊んでいる子どもなどに目をつぶれば公園でも十分勉強できます。
短時間に絞って暗記などに取り組めば、効果は高いです。
「自宅でどうしても集中できないけど、お金がない」という状況なら公演は考えてみる価値はあります。
まとめ
1位「スターバックス」
2位「タリーズコーヒー」
3位「コメダ珈琲」
4位「ドトールコーヒーショップ」
5位「サンマルクカフェ」
以上で本記事は終了です!
最後までご覧いただきありがとうございました!