こんにちは!
高校教師の新堂ハイクです!
この記事は
【体験談】1日17時間勉強したときのスケジュール 前編(起床~昼まで)
【体験談】1日17時間勉強したときのスケジュール 後編(昼~就寝まで)
上記の2つの記事で、実際に僕が使っていた参考書・問題集を紹介する記事です。
大学入学共通テスト(新テスト)対応の参考書も紹介しています。
参考書ってたくさんあってどれを選べばいいかわからない!
それにどんな順番で解いたら力がつくのかも知りたい!
そういった方の力になれると思い、使った参考書と使い方(どんな順番で解いたか)をまとめました。
特進クラスの教師が教える!自分に合った参考書の選び方!
👆こちらでも自分に合った参考書の選び方を紹介しています。
僕は高校3年の秋までセンター試験の点数が350/900でした。
そこから1日17時間勉強し、719/900まで点数を上げ、国立大学に合格し、現在は私立高校の教員として生徒の受験指導をしています。
あくまで成功の一例として参考にしてください。
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1日17時間勉強したときの参考書・問題集リスト

はじめに、僕はセンター試験を国立文系の科目で受験しました。
受験科目は
・国語(現代文・古文・漢文)
・英語(リスニングを含む)
・数学(数ⅠA、数ⅡB)
・日本史B
・生物
・政治経済
の5教科7科目です。
典型的な数学の苦手な文系生徒という感じですね(笑)
選択科目が違うという方も、個々の教科で同じところがあると思いますので、自分の選択している教科を参考にしていただけたらと思います。
先にすべての参考書・問題集リストを教科別で載せておきます。
僕が受験生だったころと変わっている参考書・問題集もありましたので、新テスト対応の最新のものを紹介しています。
国語
現代文キーワード読解[改訂版]
入試現代文へのアクセス
入試精選問題集 7 現代文
大学入試センター試験実戦問題集国語
マーク式総合問題集 国語
読んで見て覚える重要古文単語315
吉野の古典文法スーパー暗記帳
漢文ヤマのヤマ
漢文早覚え速答法
→国語の詳しい解説まで飛びます
英語
英単語ターゲット1900
英熟語ターゲット1000
UPGRADE英文法・語法問題
大学入学共通テスト 英語[リスニング]予想問題集
マーク式総合問題集英語
大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記)
大学入試 全レベル問題集英語長文2センター試験レベル
→英語の詳しい解説まで飛びます
数学
チャート式基礎と演習数学I+A
チャート式 基礎と演習 数学Ⅱ+B
チャート式解法と演習数学I+A
チャート式 解法と演習 数学Ⅱ+B
チャート式基礎からの数学I+A
チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B
マーク式総合問題集数学1・A
マーク式総合問題集数学2・B
→数学の詳しい解説まで飛びます
日本史B
詳説日本史B
日本史B講義の実況中継(1)原始~古代
日本史B講義の実況中継(2)中世~近世
日本史B講義の実況中継(3)近世~近代
日本史B講義の実況中継(4)近現代
マーク式総合問題集日本史B
大学入試センター試験実戦問題集日本史B
→日本史Bの詳しい解説まで飛びます
生物
よくわかる生物基礎+生物【新課程】
大森徹の生物 実験・考察問題の解法
思考力・判断力・表現力を養う実戦生物考察問題集
マーク式総合問題集生物 2020
大学入試センター試験実戦問題集生物
→生物の詳しい解説まで飛びます
政治経済
ハンドブック 政経の要点整理
蔭山の共通テスト政治・経済
マーク式総合問題集倫理、政治・経済
大学入試センター試験実戦問題集集倫理,政治・経済
→政経の詳しい解説まで飛びます
共通テスト攻略レビュー
共通テスト攻略レビュー 国語
共通テスト攻略レビュー 英語
共通テスト攻略レビュー 数学
共通テスト攻略レビュー 日本史B
共通テスト攻略レビュー 生物
共通テスト攻略レビュー 倫理・政経
→共通テスト攻略レビューまで飛びます
いやめっちゃ数多い!
そう思った方もいるかもしれませんが、僕は大学受験を塾も通信教材も使わずに独学で乗り切ったので、参考書は大量に買いました。
ただ、これ全部合わせても10万円いきません。
塾や通信教材にかかる費用を考えると独学のコスパは素晴らしいですね。
(※塾や通信教材を否定している訳ではありません。僕は塾や通信教材を使えるなら使った方がいいと思っています。)
僕と同じように、独学で受験を考えている方に読んで欲しい記事もありますのでそちらも参考にしてください。👇
国語の参考書・問題集

国語の勉強法
国語はとにかく問題演習が大切です。
新傾向になっても現代文は、初見の文章にどれだけ対応できるかで決まるので、なるべくたくさんの種類の文章に触れることが大切です。
大学入学共通テスト(新テスト)では各教科で知識に加え、読解力や資料の読み取り能力が求められます。
つまり、現代文の勉強は各教科の対策にもつながるので、力を入れるべき分野であると国語教師の僕は強く主張します。
古文漢文は、単語・文法、句法・重要漢字を完璧に頭に入れることが前提です。
特に古文は、多言語として取り組んだ方が分かりやすくなる場合もあります。
現代文の勉強法などは他の記事でも紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)8割を目指すルートです。
現代文
最初に「現代文キーワード読解[改訂版]」を使って現代文の頻出キーワードを理解できるようする。
↓
「入試現代文へのアクセス」を使い、読解の方法を固める。
↓
「マーク式総合問題集 国語」でセンター試験形式に慣れる。
↓
「大学入試センター試験実戦問題集国語」
「入試精選問題集 7 現代文」で実力を伸ばす。
古文
「読んで見て覚える重要古文単語315」
「吉野の古典文法スーパー暗記帳」で単語・文法を完璧にする。
↓
「マーク式総合問題集 国語」
「大学入試センター試験実戦問題集国語」で問題演習。
漢文
「漢文ヤマのヤマ」で句法を理解する。
↓
「漢文早覚え速答法」で入試漢文の解き方を覚える。
↓
「マーク式総合問題集 国語」
「大学入試センター試験実戦問題集国語」で問題演習。
現代文キーワード読解
難易度:センター〜早慶・東大
使用目的:語彙力の向上
値段:990円
現代文の勉強において語彙力を上げることは、そのまま読解力の向上につながります。
入試レベルの文章に苦手を感じてしまう人は、頻出ワードを理解すればある程度内容を理解できるようになります。
「現代文キーワード読解[改訂版]」はセンター試験~東大入試までの範囲をカバーできるのでおすすめです。
入試現代文へのアクセス
難易度:定期テスト~センター試験
使用目的:読解の方法の習得
値段:1026円
現代文の読解の方法を身につけるのに最適な参考書です。
一つ読解の方法を身につけておけば、あらゆる文章に対応することができます。
「入試現代文へのアクセス」は3部構成になっているので、3冊ともやれば必ず入試現代文と戦える力はつきます。
入試精選問題集 7 現代文
難易度:センター8割レベル
使用目的:実践的な実力をつける
値段:1047円
語彙力をつけ読解の基礎を固めたら、「入試精選問題集 7 現代文」で実力を伸ばします。
「入試精選問題集 7 現代文」はオーソドックスな読解演習のための問題集です。
難易度は高くなりますが、問題数も25題あり演習量をこなして読解力を上げたい人におすすめです。
マーク式総合問題集 国語
難易度:センター試験
使用目的:試験形式に慣れる
値段:1100円
「マーク式総合問題集 国語」はセンター国語の試験形式に沿った問題が5回分収録されている問題集です。
センター試験(共通テスト)の国語は、膨大な情報量を短時間で処理する力を問われるので、ある程度”慣れ”が必要です。
「マーク式総合問題集 国語」は、「評論・小説・古文・漢文」という共通テスト同じ問題構成・分量でできているので、共通テスト対策に欠かせない問題集です。
大学入試センター試験実戦問題集 国語
難易度:センター試験以上
使用目的:新傾向対策
値段:1100円
「大学入試センター試験実戦問題集国語」はセンター試験の過去問と、駿台模試をベースに作られた本番より難しい問題の両方に取り組める問題集です。
センター試験より難しい問題を解くことにより、共通テスト本番で予期せぬ問題が出題された場合の対応力がつくので、黒本と併用して解くことをおすすめします。
読んで見て覚える重要古文単語315
難易度:センター~早慶
使用目的:重要単語の暗記
値段:902円
例文やイラストを使って解説されているので、イメージで覚えやすく、収録範囲も十分なので古典単語の暗記におすすめです。
シンプルかつ必要十分な語彙をカバーしているので、これから受験勉強を始める人は一冊持っておくべき参考書ですね。
僕はこれを学校で副教材として授業で使っています!
吉野の古典文法スーパー暗記帳
難易度:センターレベル
使用目的:古典文法の暗記
値段:1045円
「これさえやっていれば古典文法は大丈夫」と受験生から定評のある文法書です。
古典文法は「なぜ?」と考える前に頭に叩き込む、というシンプルかつ本質的な参考書で、この一冊を仕上げればあなたの頭には古典文法の基礎が出来上がっています。
この参考書は知識を詰め込むためのものなので、身につけた文法の力を試したい人は「古典文法・基礎からのジャンプアップノート」に取り組むのもおすすめです。
さらにレベルの高い文法の参考書(国立二次レベル)を使いたいという方は「実況中継シリーズ」がおすすめです。
そちらのレビュー記事もありますのでぜひご覧ください👇
漢文ヤマのヤマ
難易度:教科書レベル
使用目的:句法の暗記
値段:917円
基本的な句法を網羅している参考書です。
漢文の勉強を始める人におすすめで、1冊を完成させれば句形知識の基礎が出来上がります。
解説も丁寧で「重要句法66」という冊子を使えば、確認したいときに句法を復習できるので、漢文が苦手な人にもおすすめです。
漢文早覚え速答法
難易度:センター~東大
使用目的:入試漢文の実践力をつける
値段:1210円
漢文をセンターや入試で使う人で、これをやっていない受験生はいないんじゃないかというくらい定番中の定番です。
入試漢文の具体的な解き方がしっかりと身につきます。
これをやっている人と、やっていない人とで確実に差がつくような超実践的な内容で、僕も学生時代めちゃくちゃお世話になりました。
より詳しく知りたい方は、下のレビュー記事をご覧ください!
英語の参考書・問題集

英語の勉強法
英語は新テストでは筆記(リーディング)とリスニングの配点が1:1に変更されるので、従来のセンター試験よりリスニング対策が重要視されます。(各大学により配点比率は変わります)
さらに従来のセンター試験で行われていた「発音、アクセント、文法、語句整序などの単独問題」は無くなりますが、単語・熟語・文法の学習は前提であり必須です。
新テストでは「早く正確に読む」ことが求められるので、身につけた単語・熟語・文法の知識をすぐに引き出せるような訓練も必要になってきます。
英語も国語と同じで、問題演習を中心にあらゆる文章に触れる必要がありますので、単語・熟語・文法の知識は早めに頭に入れておきましょう。
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)8割を目指すルートです。
「英単語ターゲット1900」
「英熟語ターゲット1000」
「UPGRADE英文法・語法問題」を使い、単語・熟語・文法の基礎を完成させる。
↓
「マーク式総合問題集英語」でセンター(共通テスト)の出題形式に慣れる。
↓
「大学入試 全レベル問題集英語長文2センター試験レベル」でセンター(共通テスト)の長文対策。
「大学入学共通テスト 英語[リスニング]予想問題集」でリスニング対策。
↓
「大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記)」で難しい問題にも慣れておく。
英単語ターゲット1900
難易度:センター~国立二次
使用目的:英単語の暗記
値段:1210円
センター試験(共通テスト)から国立二次まで対応可能な、シンプルな単語帳です。
各単語の必要な情報だけが「出る順」で掲載されており、早く実践的な単語を覚えたい人におすすめです。
「1900」とは収録単語数のことで、「ターゲット1200」や「ターゲット1400」もあるので、英語が苦手な人はそちらをやってみるのも良いかもしれません。
暗記法に関する記事もありますので、そちらもご覧ください!
【暗記法決定版】確実に覚えるための暗記の方法5選!
英熟語ターゲット1000
難易度:センター~MARCH
使用目的:英熟語の暗記
値段:1100円
英熟語は英単語と比べて軽視されがちですが、覚えていなければ解けない問題も多数あります。
「英熟語ターゲット1000」は、英熟語がシリーズの特徴である「出る順」で掲載されています。全国の入試で出題された熟語を分析して、より頻出な英熟語だけを集めて載せています。
英熟語は英単語をある程度完成させてから、使うようにしましょう。
UPGRADE英文法・語法問題
難易度:センター~MARCH
使用目的:英文法の暗記
値段:1419円
この文法書を最後まで仕上げることで、センター試験から、MARCHや早慶レベルの文法問題に対応できる文法の基礎が身につきます。
頻出の文法問題と語法問題について選択形式で出題があり、その解答解説が一通り載っているという構成なので、実際の試験に必要な解法パターンが演習できます。
似たような参考書としては『NEXTAGE』や『VINTAGE』などがあり、内容や構成はあまり変わらないので、デザインが好まない場合はそちらを使ってみてください。
マーク式総合問題集 英語
難易度:センター試験
使用目的:試験形式に慣れる
値段:998円
河合塾の全統河合模試を8回分収録した問題集です。
模試の過去問ですが、センター英語の入試と非常に似た形式の問題を練習できるので、試験形式に慣れるにはもってこいの問題集です。
解説がとても丁寧で分かりやすく、センター試験より少し簡単なので、センター試験対策の足掛かりとして最適な問題集です。
大学入試 全レベル問題集英語長文2センター試験レベル
難易度:センター試験
使用目的:センター長文対策
値段:1045円
英文を読むための基礎知識が身につく問題集です。
英文読解のポイントがわかりやすく整理されているので、独学の人に最適な問題集といえます。
レベル別に全6段階ありますので、どんどんレベルアップして進めていくとかなり英文読解に対しての力が付きます!
全レベル問題集英語長文①:基礎
全レベル問題集英語長文②:センター
全レベル問題集英語長文③:私大標準
全レベル問題集英語長文④:私大上位
全レベル問題集英語長文⑤:私大最難関
全レベル問題集英語長文⑥:国公立大
大学入学共通テスト 英語[リスニング]予想問題集
難易度:センター試験
使用目的:リスニング対策
値段:1320円
センター試験の対策で軽視されているのがリスニング対策ですが、大学入試改革によりリスニングの配点が上がったので必ず対策しておきましょう。
センターレベルのリスニングは、単語・熟語・文法の基礎ができていれば容易ですが、新テストではどのような傾向になるか分からないので、予想問題集を使って対策しましょう。
大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記)
難易度:センター試験以上
使用目的:新傾向対策
値段:1100円
少なくともセンター試験直前期の1ヶ月前には、解いておきたい問題集です。
センター試験(共通テスト)以上の難易度なので、本番で新傾向問題が出題された場合の対応力をつけることができます。
特に大学入学共通テスト(新テスト)の対策は、してもしきれないと思うのでこの「大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記)」は必須で解いておくべきであると思います。
数学の参考書・問題集

数学の勉強法
僕自身数学が大の苦手だったので、参考になるか分かりませんが、「数学が苦手な人がとるべき勉強法」を解説しようと思います。
数学が苦手な人は、基本に忠実に問題演習をこなしていきましょう。
僕は数学に関しては「チャート式」という参考書しか使用していません。
この参考書は学校でも副教材として使用している方もいるかもしれませんが、受験数学において圧倒的な支持を得ています。
「チャート式」を使えば間違いない、と言われている参考書ですので僕は「チャート式」に信頼を置き、他の参考書には手を出さずにひたすら問題演習を重ねました。
新テストになっても数学の公式が変わることはないので、苦手な人は基本にひたすら忠実に自分が解ける問題を少しずつ増やしていきましょう。
「チャート式」は難易度によって色分けされていますので、自分に合ったレベルから始めてください。
僕はいちばん易しい「白チャート」から始めました(笑)
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)7割を目指すルートです。
「チャート式基礎と演習数学I+A」
「チャート式 基礎と演習 数学Ⅱ+B」を2周ずつ
↓
「チャート式解法と演習数学I+A」
「チャート式 解法と演習 数学Ⅱ+B」を2周ずつ
↓
「チャート式基礎からの数学I+A」
「チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B」を2周ずつ
↓
「マーク式総合問題集数学1・A」
「マーク式総合問題集数学2・B」で問題演習
チャート式 基礎と演習数学I+A
チャート式 基礎と演習 数学Ⅱ+B
難易度:基礎
使用目的:数学の基礎固め
値段:1991円
数学がどうしても苦手だという人のために作られた、基礎問題集です。
数学の典型的問題を網羅しているので、教科書レベルの数学の基礎を作るのに最適と言えます。
正直、白チャートは数学がある程度できる人はやらなくて問題ありません。
僕のように細胞レベルで数学が苦手な人が、それでも志望校のために数学をしなければならないという状況下のみ使用に値すると思います。
ただ、数学が苦手な人にとっては解説が分かりやすく、その後の黄チャート、青チャートと進んでいけるので勉強の足掛かりとしてすごくおすすめです!
ちなみに僕は「白チャート」でも悪戦苦闘しました(笑)
チャート式 解法と演習数学I+A
チャート式 解法と演習 数学Ⅱ+B
難易度:センター~MARCH
使用目的:実践問題演習
値段:1991円
青チャートが難しいという人が解くための問題集で、数学が苦手ではないけれど点数が伸びない人におすすめです。
基本例題の他にある、重要例題が非常に実践的で評判が良いのでまだ解いていない人にも解くことをおすすめします。
解説も丁寧で、問題数も多いので様々な問題への対応力が身につきます。
さらに、様々な解法を理解できるようになるので、多少考えさせられる問題が出題されても自分で答えを導き出せるようになります。
チャート式 基礎からの数学I+A
チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B
難易度:国立二次
使用目的:入試問題演習
値段:1991円
黄チャートよりも実践的で入試問題に近い問題が掲載されている問題集です。
黄チャートを理解できていれば、ほとんどの問題は引っかかることなく解けます。
数学の入試問題は、青チャートの例題を組み合わせて出題されるケースが多いので、一冊をやりこめば国立二次レベルの問題にも対応できるようになります。
マーク式総合問題集 数学1・A
マーク式総合問題集数学2・B
難易度:センター試験
使用目的:試験形式に慣れる
値段:990円
白~青チャートまで理解して演習を重ねれば、センター試験(共通テスト)レベルの問題には難なく対応できるようになっているので、マーク式総合問題集で試験形式に慣れていきましょう。
正直なところ黄チャートまででも十分にセンターレベルに対応しているので、時間がない人は青チャートまで進めず、黄チャートまでを完璧にして問題演習に挑むことをおすすめします。
日本史Bの参考書・問題集

日本史Bの勉強法
共通テストでは、史料・図版・グラフ・表などの資料を利用した設問が多く出題されることが予想されます。
それは「覚える」ことより「理解する」ことに重点が置かれているためです。
資料の読み取りには知識理解が前提なので、まずは日本史の流れをとらえて、知識を暗記していきましょう。
基本的に「詳説日本史B」をメインに、補足的に参考書を使っていくやり方がおすすめです。
暗記科目でよくある「教科書をノートにまとめる」という勉強の仕方は、受験勉強終盤ではおすすめできません。
自分の書いたノートには必ず漏れがあるからです。
試験本番の会場で直前まで見るのはやはり、内容が確実である「教科書」や「参考書」だと思います。
受験勉強の導入として「まとめノート」を作るのは構いませんが、最終段階では教科書・参考書を中心に問題演習をひたすら重ねるやり方が確実だと思います。
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)8~9割を目指すルートです。
「詳説日本史B」をメインに暗記
↓
「日本史B講義の実況中継(1)原始~古代」
「日本史B講義の実況中継(2)中世~近世」
「日本史B講義の実況中継(3)近世~近代」
「日本史B講義の実況中継(4)近現代」を使って補足的に暗記
↓
「マーク式総合問題集日本史B」
「大学入試センター試験実戦問題集日本史B」で問題演習
詳説日本史B
難易度:センター試験
使用目的:日本史知識の暗記
値段:2232円
いわずと知れた日本史Bの定番教科書ですね。
もし学校で違う教科書を使っているという場合は、こちらも購入しておくことをおすすめします。
進学校では基本的に採用されている教科書なので、差がついてしまう可能性があります。
内容はセンター試験~国立・早慶レベルまで対応しており、入試に必要な日本史の知識が1冊に凝縮されています。
ただ、教科書なので言葉が固く、解説もあまり丁寧ではありません。
なので、「書きこみ教科書 詳説日本史 改訂版」といったワークを使ったり、講義系の参考書と併用する方法がおすすめです。
日本史B講義の実況中継(1)原始~古代
日本史B講義の実況中継(2)中世~近世
日本史B講義の実況中継(3)近世~近代
日本史B講義の実況中継(4)近現代
難易度:MARCH~早慶
使用目的:詳細な日本史知識の暗記
値段:1430円
「日本史B講義の実況中継」シリーズは、あらゆる大学入試に対応できる詳しい日本史の知識が、分かりやすく網羅されている参考書です。
実況中継シリーズの特徴は、予備校の授業が文字おこしされているところにあり、しっかりと取り組めば予備校の授業を受けるのと変わらない効果を得られるところです。
独学で大学受験する人にはぴったりのシリーズと言えます。
ただ、かなり細かい知識まで掲載されているため、日本史Bが苦手な人にとっては難しいかもしれません。
歴史は流れをつかむことが理解への第一歩となるので、日本史Bに苦手意識のある人は「金谷のなぜと流れがわかる本」や「スピードマスター日本史問題集」に取り組んでから実況中継シリーズに入るのが、良い流れであるといえます。
マーク式総合問題集 日本史B
難易度:センター試験
使用目的:出題形式に慣れる
値段:990円
暗記系の科目は時間を短く設定して問題演習に取り組むと、勉強時間の短縮にもなるのでおすすめです。
僕はマーク式総合問題集は30分で解いて、残り時間を間違えた問題のメモに使っていました。
マーク式総合問題集はセンター試験より難易度が低いので、慣れてくると短時間で解けるようになります。
短時間で解く癖をつけると試験本番でド忘れしたときも、時間に余裕ができるので効果的な戦略ですね。
大学入試センター試験実戦問題集 日本史B
難易度:センター試験以上
使用目的:新傾向対策
値段:1100円
実践問題集も慣れてくると短時間で解くことができるので、こちらの時間短縮で解いていくことをおすすめします。
こちらはセンター試験より難易度が高いので、時間短縮で解けるようになればセンター試験(共通テスト)8割は安定してとれるようになります。
生物の参考書・問題集

生物の勉強法
生物は理科教科の中でも文章読解力や資料を読み解く力が必要とされる科目で、新テストではその傾向は強まると考えられています。
生物はまんべんなくすべての分野から出題される傾向にありますが、「実験考察問題」が重要で、苦手な人は必ずここを克服しなければなりません。
ただ、覚えることは地歴公民より少なく、計算問題も少ないので数学が苦手な文系の理科の選択科目としては定番であるといえます。
まずはしっかりと知識を入れて、仕組みを理解し、実験考察問題に慣れていきましょう。
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)8~9割を目指すルートです。
「よくわかる生物基礎+生物【新課程】」で基礎知識を理解
↓
「大森徹の生物 実験・考察問題の解法」
「思考力・判断力・表現力を養う実戦生物考察問題集」で実験考察問題の実力を養成
↓
「マーク式総合問題集生物 2020」
「大学入試センター試験実戦問題集生物」で問題演習
よくわかる生物基礎+生物【新課程】
難易度:センター試験
使用目的:基礎知識の理解
値段:2530円
学校指定の教科書が理解しづらい人向けの参考書です。
解説が丁寧で、問題演習を通して自分が苦手なところや得意なところをすぐに確認できるところが特徴です。
定期テスト対策の確認問題や、入試に使えるセンター試験対策など、問題も多数掲載されているので、1冊でセンターレベルの生物の知識が網羅できます。
短期間で生物の知識を関せさせたい人には「センターはこれだけ!大森徹の生物基礎」もありますのでこちらもおすすめです。
大森徹の生物 実験・考察問題の解法
難易度:センター試験
使用目的:知識の活用
値段:1430円
知識だけでは解けない、実験・考察問題の解き方が詳しく解説されている参考書です。
実験考察問題は暗記では解けず、慣れが必要です。
分かりやすい解説で、初心者の足掛かりとしては最適な参考書です。
新傾向では実験考察問題が重要になるので、この参考書で解法を習得して問題演習を重ねて行けば実力が付きます。
思考力・判断力・表現力を養う実戦生物考察問題集
難易度:センター試験
使用目的:知識の活用
値段:990円
多くの入試問題の中から「思考力・判断力・表現力」を問う問題が精選して掲載されています。
解答欄に解答を書きこむことで、入試本番を意識した練習ができるのもポイントで、解答編には、問題文を読み解くためのコツが多数収録されています。
収録されている問題は、少し変わった視点のものが多く、様々な問題に対する対応力がつきます。
実験考察問題の実力をさらに伸ばし、センター8割付近を安定させたい人におすすめです。
マーク式総合問題集 生物
難易度:センター試験
使用目的:出題形式に慣れる
値段:990円
センター試験(共通テスト)対策として定番の問題集です。
生物は何度も言うように実験考察問題が重要なので、時間内に解ききれるようにここで時間配分を調節しながら問題演習をしてください。
大学入試センター試験実戦問題集 生物
難易度:センター試験以上
使用目的:新傾向対策
値段:1100円
マーク式総合問題集で時間配分を決めたら、その時間に沿って実践問題集を解いていきましょう。
センター試験(共通テスト)よりも難易度が高い実践問題集を解くことで、本番でも落ち着いて問題に取り掛かることができるので、解いておくべき問題集であるといえます。
政治経済の参考書・問題集

政治・経済の勉強法
共通テストでは、従来のセンター試験における体系知識の理解に加え、「資料読解」「文章読解」などを用いた思考力を問われる問題が一定数出題される見込みです。
なので、文章を読解する力・資料の情報を読み取る力をつける必要があります。
まずは前提として知識をしっかりと頭に入れ、問題演習を重ねていきましょう。
政治・経済の知識は社会制度の仕組みを体系的に理解していくことで身につきます。
常日頃からニュースを見て、世の中の仕組みや制度はどうなっているのか、などの疑問を持ちながら知識として落とし込んでいきましょう。
受験勉強の流れ
短期間でセンター試験(共通テスト)8割を目指すルートです。
「ハンドブック 政経の要点整理」で基礎知識を理解
↓
「蔭山の共通テスト政治・経済」で出題形式に慣れる
↓
「マーク式総合問題集倫理、政治・経済」
「大学入試センター試験実戦問題集集倫理,政治・経済」で問題演習
ハンドブック 政経の要点整理
難易度:センター試験
使用目的:基礎知識の理解
値段:1089円
政治経済を選択した全ての人におすすめできる参考書です。
特徴としては、グラフや図が多く用いられていること、カラフルで見やすくコンパクトなので持ち運びにも便利なところが挙げられます。
範囲の広い政経の要点を狙い撃ちして勉強できるので、通学などの隙間時間に使用することで少しずつ政経の内容を理解できます。
僕は政経の勉強はほぼこれだけで完結しました。
ただ新テストでは、文章の読解力や資料の読み取りなどが求められるため、この参考書は基礎知識の理解程度に使う方が良いです。
蔭山の共通テスト政治・経済
難易度:センター~MARCH
使用目的:基礎知識の理解
値段:1089円
「蔭山のセンター政治・経済」の共通テスト対応版です。
「蔭山の共通テスト政治・経済」は先生と生徒が対話するストーリー形式で政治経済の重要事項が分かりやすく学べる参考書です。
「ハンドブック 政経の要点整理」はシンプルなので、政経が苦手な人はこちらの参考書が良いと思います。
マーク式総合問題集 政治・経済
難易度:センター試験
使用目的:出題形式に慣れる
値段:990円
政経の知識を入れたら、マーク式総合問題集で時間配分の調節をしていきましょう。
また、実戦形式で自分の暗記が甘い分野や苦手な分野を洗い出し、安定して得点が取れるように詰めていきましょう。
大学入試センター試験実戦問題集 政治・経済
難易度:センター試験以上
使用目的:新傾向対策
値段:1100円
マーク式総合問題集で時間配分を決めたら、その時間に沿って実践問題集を解いていきましょう。
センター試験(共通テスト)よりも難易度が高い実践問題集を解くことで、本番でも落ち着いて問題に取り掛かることができるので、解いておくべき問題集であるといえます。
共通テスト攻略レビュー

2021年度から大学入学共通テストが始まります。
従来のセンター試験の過去問を解くことも対策になりますが、河合出版から出ているセンター試験過去問(通称黒本)の共通テスト対応版を最後に紹介しておきます。
センター試験の過去問は赤本(教学社)と黒本(河合出版)がありますが、僕は黒本をおすすめします。
赤本のほうが収録年数が多く、黒本のほうが解説が充実しています。
僕は過去問は解説が大切だと考えているので、ぜひ黒本を活用してください!
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最後に
ここまで長い記事を読んでいただき本当にありがとうございます。
今年度から開始となる大学入学共通テストですが、不明瞭なことが多く、不安に思っている受験生も多くいると思います。
新型コロナウイルスによる休校措置が、大学入試に影響を与えることは明白で今後国がどのような施策を講じるのかが焦点となります。
現段階でできることは「基礎を完璧にする」ことです。
新テストにより受験生には知識だけではない実用的な思考力が問われますが、基礎を完璧にすればあらゆる出題形式に対応できると思います。
焦らずに少しずつ知識を増やしていきましょう。
僕の運営するブログ「旅する教室」では、受験と国語に関する様々なコンテンツを日々更新しています。
「旅する教室」は夢に向かって勉強するすべての人を応援しています。
質問等あればTwitterでいつでも受け付けております。
一緒に頑張りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!